白神義夫『定本 華僑に学ぶ100ヵ条。』三樹書房
絶対、負け癖をつけてはならぬ。全戦全勝の心意気なのだ。
自分で自意識過剰になるほど、人は他人の事など気にしていない。
商品よりもまず自分を売りこめ
好客三年店を変えず 好店三年客を変えず
客の回転、商品の回転の早いことこそ、効率のいい商売の秘訣となるので、・・・・・
改築中も店を休むな
まず相手の儲けを明示せよ
貸した金はやったと思え
絶対、負け癖をつけてはならぬ。全戦全勝の心意気なのだ。
自分で自意識過剰になるほど、人は他人の事など気にしていない。
商品よりもまず自分を売りこめ
好客三年店を変えず 好店三年客を変えず
客の回転、商品の回転の早いことこそ、効率のいい商売の秘訣となるので、・・・・・
改築中も店を休むな
まず相手の儲けを明示せよ
貸した金はやったと思え
どの場合でも、重要なのは、その言動が本当に相手に対する尊敬や配慮を欠くものだったかどうか、ではない。重要なのは、された方がどう感じたかである。・・・・・言動が相手の目にどう映ったかが問題となる。
研究により、想像力を高めるためには小説を読むことが有効だとわかっている。
感情は顔から始まり、顔で終わる。
文明にとって知恵より大切なものがある。それは品格である。
実は重要なのは、ほんの些細なことだ。些細な違いが、大きな違いを生む。
その社員がいかに優秀でも、態度が悪ければ手加減をしてはいけない。
まず人の話をよく聞くよう努める。それが礼節を高めるための基本だ。
つまり、融資を受けられるのは、金融機関から「計画を立てられる人」だと認められたからです。
しかし現在は、「借金をして潤沢な現預金を持つのが良い経営者」と考えをあらためています。
実質無借金経営・・・・・現預金が借入金よりも多い状態(あるいは、現預金と借入金が同額状態)のこと。借入金を上回るキャッシュ(現金、有価証券)を確保できていれば、実質的には無借金経営が保たれている。借入金を返済しようとすればいつでもできる。
会社は赤字でも潰れません。潰れるのは現金不足です。解決策はお客様が教えてくださる。
「個人ではものを大切にする。ただし経営ではものを新品に買い換える」のが正しい。
数字は、根拠です。数字は、具体的です。
支店長が交代するときは、深紅のバラの花束を贈るといい。
ペルシア戦争に勝利したギリシア人が、敗れた側のペルシア文化を模倣し、ペルシア趣味に耽るという、逆の現象がうまれたのである。
東方世界の豊かさとギリシア世界の貧しさ、これが古代ギリシアを貫く隠れた糸である。
古代ギリシア人は統一国家を作ることはなく、ポリスと呼ばれる多数の都市国家に分かれていた。
被支配民族を分裂されることは、帝国支配の根本原則である。
パウロは、十字架以前のイエスの活動に意義を認めない。イエスにおいて意味があるのは「十字架」だけだとしている。
ローマ帝国の滅亡は、難民問題から始まった。
現在の世界史は、農耕民族を中心に組み立てられている。
今も使える暦法を作れたことは、ローマ教会の優れた科学力を示している。
日本という国を最初にデザインしたのが持統天皇と不比等なのです。天照大神が女性なのも、持統天皇や元明天皇をモデルにしたからですね。
フォードの販売力とは、ディーラー網を築き、全国で販売と修理ができる体制を整えたことにある。
GMはクルマが買い換え時期に入った点を見逃さず、多彩な車種やボディカラー、割賦販売制度などのさまざまな施策を展開する。
市場(Market)は絶えず進化(ing)していくと命名した発送は、今も変わらずマーケティングの本質を言い当てている。
「選択と集中」も、実はプロダクト・ポートフォリオから始まった概念だ。
従業員満足度と顧客満足度は、相互に影響し合って成立しているのだ。
顧客にロイヤリティがあるかどうかは、「他者に推奨してくれる」「新規顧客を紹介してくる」という2点を調べれば容易に判断できる。
米国ではAIDMよりも評価されているAIDAの概念。
日本のモノづくりの強さは、国内ですべて製造できるメーカー同士のネットワーク網にあった。
長期予測のほうが短期予測よりも確実な側面もある。
今後、年率1%の実質成長率を実現できるかどうかで、日本の将来は大きく変わる。
この経験から、「財政支出の財源は、中央銀行が貨幣を発行して賄えばよい」というMMT(現代貨幣理論)の考えが正しいように思われた。
MMTは「インフレが起こらない限り」という限定条件つきで国債によるファイナンスを正当化しようとしたのだが、まさにその限定条件が成り立たないことが分かったのである。
人口が高齢化した社会はインフレに陥りやすい。労働力不足によって供給力が落ち込むからだ。
他国に比べると、日本の成長率は低い。ことに、アメリカと比べると低い。
民間の予測は、政府の見通しよりは成長率を低めに評価している。
「プライマリーバランス」とは、国債発行による収入や国債費を除いた財政収支。
20年後程度を問題とする限り、労働力人口などには、あまり大きな変化はもたらさない。
多くの場合において、GDPの総額よりは、一人当たりGDPのほうが重要な意味を持っている。
日本が世界平均や中国やインドに比べて豊かな国であることは、40年経っても変わらない。
日本が比較優位を持つのがハイテク資本財であることは、将来も変わらないだろう。
日本国内で生産できないものの価格は、円安によって確実に上昇している。
EVは、ガソリン車とは違って組み立てが容易だ。
Qアノン現象は、Qを名乗る人物による匿名掲示板への投稿からはじまったとされています。
ここで注意が必要なのは、Qの世界観には事実の断片も含まれているという点です。
教徒となり真実に目覚めさえすれば、一万時間の鍛錬をショートカットして真実に到達できるからです。
陰謀論は、そもそも点と点を繋げるのが基本です。
同書にて麻原は「成就というのは、その入口に入った状態」と説明します。
・・・客観性・実証性よりも、感情を揺さぶるような情報が強い影響力をもつ今日の状況はポスト・トゥルースと呼ばれる・・・
人が専門家の能力を過大評価しがちであることは、・・・・・
・・・・・最初にトップならあとは落ちるのみという、当たり前の事実を反映したものに過ぎないのかもしれない。
市場システムの特徴は、失敗が少ないことではなく、むしろ最も活気に満ちた成長産業においてすら失敗がありふれていることにあるのだ。
市場経済ではたいていの場合、1つの業種にほんの少しの勝者しか存在できる余地はない。誰もがその中に入れるわけではないのだ。
私たちは、思っているほど先が見通せてはいないのだ。
ソビエト経済が発達していくにつれ、計画者が比較に使える基準はどんどん少なくなってしまった。
どんな計画も、初めて敵と当たれば砕け散ってしまう。
集団の意見が一致していると、被験者は間違った答えでも反対することがとても困難になった。
何が正しい戦略なのかを前もって知ることはそもそも不可能だという事実を、・・・・・
なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
陸軍兵学校では、陸軍士官にできないことはないとくり返したたき込まれる。
常にベストを尽くせ。誰も見ていなくても、自分は必ず見ている。自分をがっかりさせるな。
歩けるなら走るな。座れるなら立つな。横になれるなら座るな。眠れるなら起きているな。
小さなまちがいに見て見ぬふりをしたり見落としたりすると、さらに大きなまちがいも容認する環境が生まれ、最後は破滅的なまちがいにつながってしまう。
必ず、無心の心で尽くすこと。自分本位で仕事をしてはならない。
ぼっとするな。なにかしろ!
人を形作るプロセスは、早い段階に始まると思うからだ。
お客は飲食店に何を期待し、何を求めているか。
お客がお店の評価を下すのは、ふつうは食事を終えてレジで料金を支払うときである。
飲食業は違う。お客の反応を目のまえで見ることができる。
商品自信のないお店は、メニュー表やサンプルケースをひと目見ればすぐにわかる。
店長には、お店がその日一日、ちゃんと稼働できる状態になっているかどうかを確認する責任がある。
食器数が不足していると、ピーク時に必ず食器が足りなくなる。
お店の従業員がしょっちゅう店頭を掃除していれば、その姿は通行人や地元の人たちに好印象を与える。それがお店の評判を高めてもいくのだが、第一義はあくまでも、飲食業としての当然の義務、という点にある。
会社の利益よりもお客の満足度を優先する・・・・・なぜ優先するのかというと、会社にとっていちばん大事なことは、一時期の利益ではなく会社がいつまでも存続することだからだ。
冷静に、客観的に自店を省て、軌道修正すべきところはすぐにも直す必要がある。お客の声に謙虚に耳を傾けなければいけない。
本当に聞きたいのはお客の苦言だ。
アンケートなどお客にとっては迷惑なことである。ドリンク券くらいは提供しなければ、「ちゃんと答えてほしい」というのは無理な話だ。
乗務員にとって有用な情報が、安全な港で結果を待っているだけの貴族のための情報と同じであるわけがありません。
財務会計の最大のミッションは、過去の利益の確定なのです。
何らかのKPIを定めるというのは、採点基準を設定しているようなものです。・・・・・KPIは採点基準であるがために、行動の大きな影響を与えるのです。人は採点基準通りに行動するからです。
管理会計とは損得学です。
固定費で重要なことは、総額が固定だということです。
言いたいことは、配賦方法は無限に存在するということです。
減価償却は公平な配当のためでもある。
せっかく自分のお店をつくるのだから、自分の好きなお店にしてほしい。小さなお店は「自分流」であるべきなのだ。お客を忘れない店づくりさえすれば、必ずお客は支持してくれる。・・・・・お客がわざわざ選んでくれるお店とは、個性のあるお店である。
店づくりでいえば、何かひとつ、強烈な特長を持たせることだ。
ポイントは、どの時間帯にどんな客層が通るのか、ということだ。
スイッチのあるものはすべて動かしてみること。空調設備は最低でも半日くらいは運転させないと、本当のチェックにはならない。
商売は長い目で見ることが大切。
飲食店はやはり夕食タイムが勝負である。日本人は朝よりも昼、昼よりも夜にご馳走を食べる習慣のため、最も客単価を稼げるはずだからだ。
儲かるお店には秘密があるというが、・・・・・・・お客の本当のニーズを見抜いただけのことである。
人が「言いにくいこと」を言える人が店長なのです。
お客さんの93.8%が接客マナーでお店を選ぶといいます。
この店のウリは?
では、他の競合と比べてどう違う?
接客業でお客さんと接するときに、「手を前で押さえる(前で組む)」というのは当たり前のことと言われています。
だいたい経験からいって、バックヤードが汚いお店は売上も悪いです。
必要なときには、ケチって貯めたお金をきれいに出す。
増やさんでもいいから、とにかく減らすな!
生き金を使い、死に金を使わない
晴彦、お金というものは儲からんもんや。
お金や物、そして自分にとって価値あるものを大切にすること。
つねにユーモアの精神を持つ。
「大きいことはいいことだ」という考えを捨てて、「小さくても儲けの多いことはいいことだ」というものの考え方に切り替える必要があると思う。
「胸算用」とは「抜け目なく、油断なく事をおこなえ」ということである。
日本の現在の皇室は北朝の系統ですが、明治天皇はこれを裁断し、楠木正成が仕えていた南朝が正統であると決定しました。
日本近代を考えるうえで、この熊本出身者というのは非常に重要です。
司馬文学の背後には、HowよりWhyがあります。
信長は、「すべてが独創的だった」としています。
家康の行動の基本には、自分が生き残るための処世術があります。
「組織は変質する」というのは、司馬さんの重要な歴史観のひとつです。
司馬さんは、乃木だけではなく、彼の下で作戦の指揮をとる幹部をまとめて「無能」と激しく非難します。
社会とは「あるていど信じられる他人のカタマリ」くらいで良い。
人にやるべき立ち振る舞いを示して「言うことを聞かせること」を、政治学では「行為の指定」と硬い言葉で説明する。これは重要概念の一つである「権力(power)」という講義項目だ。
民主主義と多数決は基本的にはほとんど関係がない。
政治においては言葉がすべてだ。
「差別される側には、そうされる理由があるのだ」という理屈こそが差別の理屈だからだ。だって「そうされる理由」を決めるのは誰? それは差別される側じゃないでしょ? 差別する側がおしつけているよね? 理由を。
民主主義は、失敗してまたやり直すことを前提にしたシステムである。言い換えよう。民主主義とは、人が間違えることを織り込み済みの政治の運営方法なのだ。
・・・・・ただし教育者は自動的には研究者ではないことに注意しておきたい。大学教師のなかには、研究活動など少しもしていない「学者先生」が大勢いる。
「他人のやらない盲点を狙え」・・・・・これは当今のいわゆるマーケティング戦略の鉄則である。
日本の学者は、流行りのトピックスばかり追い、それで自分は学問の第一線にいると錯覚しているのだから、・・・・・
マーケティングは厳密な意味での経験科学とも言えないので、・・・・・
アングロサクソン社会には、プロとアマとの役割を峻別するような考え方がもともとないから、・・・・・
研究者はどうしても、その学問世界における過去から今日までの先しょう者の業績すなわち既出論文内容の全容をマスターしていることが必要で、・・・・・
独創的人間の条件
つまり、倒産は人の死と同じく、単なる「富の再循環」なんですね。
経営の3分の2は江戸時代から変わらないルールがあります。
現場の戦術と会社全体の経営戦略はまったく違うものなのです。
経営は実践、経営学は机上の空論です。
実は経済新聞のスターとは「株式新聞」であり、・・・・・
あれこれやって偶然1位ができたというのは科学的じゃない。ロスが多すぎるでしょ。だから、業績を良くするには、意図的に1位を目指す必要があるのです。
経営はお客を通じての間接的な戦争なのです。
「商品3分に売り7分」と言われるように、営業関係が商品の「2倍」のウェイトを持つのです。
なにで勝負するか、どこでナンバーワンになるかをはっきり決めると、決めたことに対する情報が共鳴現象を起こして、たくさん入ってくるんです。街を歩いていても気がつくようになるくらいに。
経営は競争です。ボランティアじゃない。「うちはなんでもやります」このスタンスが一番よくありません。
一般的には飲食店を開業して3カ月は忙しい日が続くといわれています。
細くても長く続けることができる飲食店を作る。
経営はデータ8割、感覚2割。
集客はビジネスの悩みを8割解決するという言葉もあるくらいなので、・・・・・
個人店は700円のコーヒーを売れ。
良いもの、美味しいものを提供するのは当たり前、それ以前にお客様に選んでいただく理由がなければ来店はない。コンセプトが不明確なお店は繁盛しない。
政治家には判断能力があえばいい。判断の基盤となるのは、常識です。それと人間を知ることです。・・・・・もっと言えば、普通の人間であればいい。きちんと挨拶ができる・・・・・
民主主義はキリスト教から派生したイデオロギーです。
議会主義、および三権分立や二院制などの仕組みは、民主主義の負の側面を封じ込めるためのものです。・・・・・権力は暴走します。だから権力は分散させなければならない。
そもそもなぜ議会を二つに分ける必要があるのか?民意を背景にした下院の暴走を防ぎ、十分な議論をする時間を確保するためです。要するに、「政治のスピード」を弱める目的がある。権力の集中は地獄を生み出す。これが人類が歴史から学んだことです。議会に必要なのはスピードではなくて熟議と合意形成です。
立法府の長は形式的には衆議院と参議院の議長であり、総理大臣は行政府の長である。
「人間理性に懐疑的である」のが保守である。
ゲーテも言うように、活動的なバカほどタチの悪いものはない。
あらゆる権力に対する警戒を怠らないのが保守です。
歴史によって培われてきた「良識」「日常生活のしきたり」「中間の知」「教養」・・・・・
いつの時代でもそうだが、バカは敵を間違えて取り返しがつかないことになる。
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