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2018年11月14日 (水)

仲正昌樹『ハイデガー哲学入門―『存在と時間』を読む』講談社現代新書

ハイデガーの哲学的探求のほぼ全ては、伝統的な「存在論」を深く掘り返し、そこから、新たな「存在論」の可能性を引き出すことに捧げられた、と言ってもよい。

ハイデガーに対する評価は、その人が、言語をどのように捉えているかに大きく左右される。

デカルト主義から距離を取るために、ハイデガーが利用するのが「現存在Dasein」という概念である。

「被投性」と「投企」の相関関係の叙述にこそ、ハイデガーの哲学が、現状を変えようという情熱を持った若者たちを惹きつけたカギがあるように思われる。

西欧文化圏には、自らの死後の生を思うことで、現世での生活を悔い改めるように促す「メメント・モリ(死を記憶せよ)Mementomori.」というラテン語の警句があり、・・・・・

仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』講談社現代新書

アーレントは、そういう思考停止したままの「同調」が、「政治」を根底から掘り崩してしまい、ナチズムや旧ソ連のスターリン主義のような「全体主義」に繋がるとして警鐘を鳴らし続けた。

アーレントは、一つの世界観によって、不安に駆られた大衆を何らかの理想へと「導く」かのような姿勢を見せる政党を、マックス・ウェーバーに倣って「世界観政党」と呼び、その典型がナチスやボリシェヴィキ(ソ連共産党)だとしている。

「考える主体」であることを放棄して、自分たちの代わりに考えてくれる「指導者」を求めているということである。

「全体主義」という言葉は、もともと1920年代にイタリアのファシズム運動の理論家たちによって、自分たちの目指す、脱個人主義的で、国民全体を統合し導いていける国家の特徴としてポジティヴな意味で用いられ始めた。

彼女はそこに、「同一性」を求める国民という集団が、自分たちの身近に「異質なる者」を見出し、「仲間」から排除することによって、求心力を高めていこうとする「自/他」の弁証法のメカニズムを見る。

「帝国主義」というのは、一応の政治的統一を遂げ、資本主義的に経済を発展させるようになった西欧の国民国家が、工業製品の原材料の産地と製品の市場を求めて、アフリカやアジアの諸国を植民地化するようになること、そして植民地獲得のために互いに争うようになることを指す。ナショナリズム競争が世界的に拡散する現象と考えてもよい。

「帝国empire」というのは、古代ローマ帝国のように、多民族・多宗教からなる広大な地域を一人の元首が統治する国家形態を指す。

スターリン主義のソ連は、(ユダヤ系の富農の子として生まれた)トロツキー等の党内反動分子による反革命の世界的陰謀という物語を利用して、党内・国内の粛清を正当化した。

ナチスやソ連共産党は、大衆が見たいように現実を見させてくれる物語を提供し、彼らを組織化することに成功した。

2018年11月 1日 (木)

唐津一『かけひきの科学 情報をいかに使うか』PHP新書

みんなが、どのようにいえばよいか口をモグモグさせているときに、ズバリとその本質を説明してくれる人がいる。それが天才である。

あることが起きていても、そのことについての情報を手に入れるまでは、そのことがなかったのと同じ状態にあるということだ。いい換えれば、情報とは、それが到着、あるいはそれを入手したとたん、環境を一変させる力をもつ。

じつは情報量というものは、私たちの「予測」をどのくらい変えるのかという点ではかることが大切なのである。

ある映画監督は、画面は同じでも、ナレーションひとつで観客の印象を大きく変えることができるといった。

「君にだけ聞いているのだ」という態度で接すると、相手は熱心に調べて報告する。

私の話はわかりやすいといわれる。・・・・・もしわかりやすいと感じてもらえるなら、それはかならず最後にまとめを行うからだろう。「今日はこういう話をした」「ここのところが大事です」という話をすると、視聴者はもうわかったような気がするのである。

単に「利益を上げよう」では、何をやるべきなのかが曖昧になる。・・・・・評価の尺度を明確化することが何よりも必要なことなのだ。

アメリカは現実主義的で、情勢が変われば一八〇度態度を変えることができる国だともいえる。

人間は本能的に憶病であり、危険を過大に見積もる。

動機の不純なものはかならず失敗するということだ。

土地の価格は交通手段で決まる。

ギリシャ語で舵をとる人という意味のキベルネティクスという言葉から、「サイバネティクス」と名づけられた。

物事はすべて数値化できる。

戦略というものの本質をよくつかむ必要がある。それは、つねに人が相手だということである。

経営とは結果であって、理屈ではないのである。

2018年10月29日 (月)

二宮清純『勝者の思考法』PHP新書

大のおとなに、何人もの指導者が寄ってたかって「指導」もヘチマもあったものではない。相手はあくまでプロの選手なのである。バッティングにしろピッチングにしろ、「教える」などということが通じるものだろうか。

監督やコーチにとって必要な熱心さは、教えることではなく、助けることである。

悩んだときに選手が相談に来る。そのときどきに応じて、的確なアドバイスを行うことができるか。「心の杖」ともいえる役割を、指導者は課せられているのだ。

コーチとは「人を教える」専門職であって、上司ではない。

選手交代は常に先にカードを切るのが鉄則です。

ラグビーで一番大切なのは、残り十分から十五分の間ですから・・・

監督もコーチも、選手を育てることはできない。活躍の場を与えることで、選手自身が成長するのだ。

鈴木隆『御社の商品が売れない本当の理由 「実践マーケティング」による解決』光文社新書

本社で計画と管理だけをしていては、マーケティングがねらいどおりの効果を発揮して売れることは、もはやありえなくなっています。

大塩平八郎の乱でも、大丸だけは義商だとされ焼き討ちを免れています。

意思決定は知りたい情報の70%を入手した段階ですべきで、・・・

マネジメントは科学ではなく実践である(ドラッカー)。

カール・マルクスのいう「命がけの飛躍」

真実の瞬間とは、もともとは闘牛士が牛にとどめを刺す命がけの瞬間を指すことば・・・

2018年10月18日 (木)

野口悠紀雄『知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能』朝日新書

ラテン語とは古代ローマ帝国の言葉であり、・・・

キリスト教会の中でラテン語がいかに重要かは、・・・

「ボラティリティ」と言っているものは、統計学で「分散」と言っているもの

中世ヨーロッパの医学部がペストの脅威に対して無力であったように、・・・

「キュレイション」というのは、「いま世の中で話題になっている事はこれ」というように、情報をレコメンドしてくれるサービスです。

「パタン認識」とは、画像や音声などの情報の中から、意味を持つ内容を選別して取り出すことです。

知識は、最も価値が高い消費税になりうると思います。

2018年10月 7日 (日)

永田豊志『革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55』SoftBank Creative

自分が世界を変えられると、本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから・・・・・

問題には2つのタイプがあります。1つは顕在化した問題、もう1つは見過ごされた問題です。

一見関連性のないウンチクというか、ムダ知識というか、そういったものがいつの日かお互いに化学変化を起こして、思いもよらぬアイデアが誕生するのです。

アイデアは最初の1歩が肝心です。

人間の心理として、特にネガティブファクターを取り除くことは重要です。

大きな変革には「外来からの異質な何か」が必要なのです。

問題は人にあらず、人の間にある。

同じものでも、評価の軸を変えることで、短所を長所に変えることができます。

質問を変えてみるというのは、発想にはとても重要なアプローチです。

自然界には多くのダイレクト・アナロジーのヒントがあります。

2018年10月 4日 (木)

宇佐美典也『逃げられない世代 日本型「先送り」システムの限界』新潮新書

制度の安定というものが全てのビジネス・生活の根本となっていることを痛感しました。

「改革」というのは制度を急速に政府の都合で変えてしまう、国民の生活を破壊しかねない行動です。

政治家個人は「国家百年の計」を考えたくとも、目先の票の確保のためにはそれが許されないのが日本の衆議院という場です。

日本では政権・与党が「事前審査制」と呼ばれる野党にまったく政策立案に関与させないような仕組みを整備しているからです。

団塊の世代の人数が非常に多いのは当時中絶が法律で認められていなかったことが原因で、1949年に優生保護法(当時)が改正されて中絶が認められるようになると急速にベビーブームは収束していきます。

医療保険や介護保険は基本的には皆さんが毎月納める社会保険料がそのままその年度内に高齢者を中心とする制度利用者に給付される仕組みとなっています。

低金利になった理由は単純で、日銀が低金利で国債を大量購入したからです。

ホルムズ海峡とマラッカ海峡が封鎖されれば日本経済は1ヶ月で破綻します。

2018年9月30日 (日)

深見浩一郎『巨大企業は税金から逃げきれるか? パナマ文書以後の国際租税回避』光文社新書

仮想通貨ビットコインの誕生は、自律分散型の管理手法であるブロックチェーン・テクノロジーに支えられている。

イギリス東インド会社・・・・・インドを支配し、インドネシアを支配し、挙句の果てに中国にアヘン貿易を強要するために戦争まで引き起こし、ついに香港を手に入れた。人類史上最悪の企業といっていい。

パナマ文書漏洩事件の発端は、南ドイツ新聞の報道だった。

信託は、イスラムではワクフと呼ばれる。

経済協力開発機構(OECD)は、多国籍企業の行う国際租税回避を規制する世界で唯一の国際機関である。

反トラスト法のトラストとは、石油王ロックフェラーが利用した「事業信託」のことである。

ビットコインは、サトシ・ナカモトが書いた論文においてそのアイデアが披露されたのが最初である。

スイスの銀行には、ナンバーアカウントと呼ばれる、いわゆる秘密口座がある。番号だけを告げれば本人確認も必要がない預金口座だ。

2018年9月27日 (木)

E.H.シャイン『組織文化とリーダー』ダイヤモンド社

多国籍的な状況で操業している会社は、文化がどんなに異なっていても、驚くほど似通った方法で経営を行なっていることがあるということである。

リーダーが行なう真に重要な唯一の仕事は、文化を創造し、管理することである。

「マネジメント」という単語は、アメリカ文化を特徴づける行動的、楽観的かつ現実的なアプローチを反映している。この単語と比較できるものが、ドイツ語などの他の言語には存在しないことは、多くのアメリカ人にとって驚きである。そして、さらに重要なことは、その言葉が存在しなければ、同じ意味の概念自体も存在しないかもしれないのである。

イデオロギーとは、あるときは、文化を作り上げている仮定全体の意識的な要素であり、あるときは、本質的に説明不能で迷信的な行動の一連の合理的解釈である。

看護婦を頻繁に他の病棟へ配置換えすることは、患者との間に親密な関係ができないようにする計らいであるが、・・・・・

「カリスマ」と呼ばれるあの神秘な性質の一つの要素は疑いもなく、主要な仮定と価値観を鮮明かつ明確に徹底させるリーダーの能力にほかならない。

今北純一『西洋の着想 東洋の着想』文春新書

世間の常識というものは不朽不変のものではなく、時代とともに変貌する。

マスコミが批判し続ける政治家たちは自分たちで勝手に政治家になったわけではない。選挙という法的な手続きを経て選ばれているのだ。・・・・・「政治家たちの常識と世間の常識は噛み合わない」というのはおかしい。

ライプニッツが哲学の二大関門と呼んだ、「意志の自由」と「連続の合成」・・・・・

自分は自分の作曲に誇りをもっている。なぜなら、それは自分自身にほかならないからだ(バーンシュタイン)。

科学者とは、自分たちで解決できる問題を解決できる人たちのことである(アインシュタイン)。

マクロ分析で気をつけるべきことは、世の中には、決して数値化できるものばかりではないということだ。

日常使い慣れている消費者物価指数というものの正体は、実は、同じではない幾つもの商品の価格の加重平均を取って算出するものなのである。

ヒットした原因をあとから解説するくらいのことならマーケティングの専門家でなくてもできる。

競合商品がある場合には、まだ戦略は立て易い。対抗商品と比較した上で価格戦略、機能戦略を練ることができるからだ。だが、全くの新商品やこれまでになかった商品の場合には、その商品がヒットするかどうかを、確率百パーセントで占うことはできない。

誰かが、なにか新しいものを見つけるときには、ほとんど同時に他の人も、同じものを見つけているのである。トップになるかいなかは、ほんとうに首の差である。

普通の人は、実験を繰り返しているうちに、ある奇妙な現象に気づいてはいても、その現象が重要なことであるというのに気づかない。気づいた人は、疑問を大切にあたためて、説明がつくように解明しているのだから、やはり、偉い人なのである。

個性化とは、人と違うことをするのを目標にすることではない。自分に与えられた天賦の才能を自分で見つけ、それを自分の力で磨いていく、という能動的なプロセスを通じて自然と身につくのが個性というものである。

ローマ法王が重要なセレモニーをする時は、バチカンで香を焚きます。あれは、聖書に出てくる、ソロモンとシバの女王が、乳香という樹液を焚いて清める、という行為からきているといわれます。

2018年9月20日 (木)

高杉尚孝『問題解決のセオリー 論理的思考・分析からシナリオプランニングまで』日本経済新聞社

特に問題の発見と課題設定の手続きは重要です。・・・・・課題の設定いかんによって、分析領域自体が限定されることに加え、解決策の幅も決まってきます。

問題とは解決の求められる課題である。

IRRは、まずは、あくまでも“内部”収益率ですので、資金調達コストとの比較を要するという点に気をつけることが大切です。

主張をしたら論拠を述べるのが論理的であることの基本。

2018年9月19日 (水)

眞鍋圭子『素顔のカラヤン 二十年後の再会』幻冬舎新書

カラヤンは言葉という表現手段を使用することが極めて不得意でした。

渡り鳥の群れは、〝それとわからぬ〟リーダーの指示で一瞬に方向を変える。オーケストラ演奏の理想はこうでなければならない。

モーツァルトの町、ザルツブルク。

当時の西ベルリン市民は、東ベルリンに行くことは許されていませんでした。

カラヤンという人の話し方は、何語においても主語と述語が一致しないことが多い。

プレゼントを頂いたら必ず御礼状を書かなければいけないよ。招待された時にも、必ず後でお礼状を出すのが礼儀だよ。

戦後の非ナチ化の嵐の中で仕事ができない時、進んで彼との演奏会に出演してくれたのがウィーンの楽友協会の合唱団です。この合唱団とフルトヴェングラーのコンサートをめぐっての緊張があった時も、・・・・・

カラヤンも基本的にはカトリック教徒でしたから・・・

山の景色は一瞬たりとも同じではないから、・・・・

君がやることは、馬がジャンプしやすい状態にして、壁の前まで連れていくことだけなんだよ。このたとえ話こそが、カラヤンの指揮の極意なのだと感心して聞いていました。

《ボレロ》という曲は、同じメロディーを各楽器のソリストたちが順番に演奏しますから、オーケストラのソリストの技と音楽を披露するのに最高の曲です。

カラヤンさんはドイツ人でないから、・・・

オルガンのないホールというのは、家具のない家のようなものです。

カラヤンがもう少し言葉上手で、話し合いのできる人だったならば、・・・

2018年9月10日 (月)

小林忍『傾く企業の驚くべき共通点 「経営の定石」の失敗学』Discover

手段や対象を選ばず、目先のものに飛びつく行動を「ダボハゼ」と言うことがあります。

一度筋を通す。そして魂を売る。

京都系企業では、先代の後を継いだ若い経営者に対して、他の企業のベテラン経営者が、公私にわたって非公式に助言する習慣があるのだと言います。

各楽器の特徴を把握し、ミスを潰して演奏力を引き出しながら、自らの楽曲解釈を実現していくのが指揮者の役割です。

リーダーは尊敬されるが、必ずしも好かれるとは限らない。

「選択と集中」が事業領域単位なのか製品カテゴリー単位なのかという、一見些末な違いが、結果では大きな差を生むのです。

GEの「選択と集中」とは「コストと品質で1番か2番になれる製品以外は撤退」との基準です。

センスは実戦での体験、特に失敗体験の繰り返しを通じてしか身につかないからです。

新事業は3年目に単年度黒字、4年目に累積一掃となれば上出来と言って良いでしょう。

花形商品は、全社一丸の努力で生まれるものであって、特定部門が、〝わが手柄〟とするようなものではないのです。

2018年8月26日 (日)

大竹文雄『競争社会の歩き方 自分の「強み」を見つけるには』中公新書

競争の促進は、それぞれの長所を見出し、それを活かす方向へと人々を導き、結果として独占を阻止する契機となるということだ。

競争のメリットを享受するのは、競争している本人ではなく、競争の結果よりよいサービスや商品を手にできる消費者である。

すべての分野で一番という人は、子どもの頃には存在しても、競争相手が多くなってくるといなくなる。

非効率というのは、無駄が発生しているという意味だ。

「他店価格対応」という広告の意味は、顧客に対して必要以上に値下げせずに済むよう、ライバル店に対して「価格競争をするな」というものであり、「もし価格競争をしかけたら、お互い損をするように罰を与える」というものなのだ。

アメリカ、ドイツ、フランスの憲法には、納税が国民の義務だとは書かれていない。

独占されると価格が高くなることが問題なのではなく、独占された市場では財やサービスの質が低下したり、供給量が低下したりすることが問題なのだ。

航空機事故のような非常に小さな確率でしか発生しないことについて、私たちは数字的な確率よりもより大きな発生確率として認識してしまうことも、・・・

多くの人は最低賃金が引き上げられると、自分の賃金も上がると考える。でも、よく考えてみれば、雇う側は生産性より高い賃金を払いたくないから、最低賃金が高くなればそれに見合わない生産性の低い人たちを雇わなくなり、雇う人の数を減らす可能性がある。

そもそも経済学は「完全な」実験をすることができない。

貧困によって意識が長期的な意思決定よりも短期的な意思決定に集中してしまうことが知られている。

専門論文や学術書を書くことは、・・・・・残念ながらその内容や意義が伝わるのは、専門家だけである。・・・研究者間の競争も激しい。研究者の評価は、専門学術論文だけで決まってくる。

2018年8月 7日 (火)

松田馨『残念な政治かを選ばない技術 「選挙リテラシー」入門』光文社新書

政治家は伝えるのが下手なだけ、有権者は政策に詳しくないだけ。

市町村議会議員選挙は大選挙区制で行われます。

政令指定都市の市長は、この都道府県知事とほぼ同じ権力をもつ首長であることも覚えておいてください。

中選挙区制には、政権交代が起こりにくいという欠点がありました。

小選挙区制の欠点は、小政党が圧倒的に不利なことです。

参院選の比例代表選挙は、全国を一つの選挙区として扱います。「この地域の候補者」という考え方がありません。

投票率が低いことのデメリットは、なんといっても「組織票で当落が決まりやすくなる」ということです。

田中角栄氏は、選挙に勝つためには「戸別訪問3万軒、辻説法(演説)5万回」が必要だといっていたそうです。

政治や選挙はまだまだメンツの世界です。故・田中角栄氏は「世の中は、嫉妬とソロバン(損得)」とおっしゃったそうですが、・・・

2018年8月 5日 (日)

トム・ピーターズ『エクセレントな仕事人になれ! 「抜群力」を発揮する自分づくりのためのヒント163』阪急コミュニケーションズ

「小さな」ことが最も重大な局面で信じがたいほど「大きな」違いを生むということだ。

あなたに動機付けを与えられる人間は「あなた」しかいない。

人は「思いやりのある行動」をいつまでも覚えているものだ。

私が最も重視するのは「総収入」だ。総収入が健全なペースで伸びていれば、ビジネスはおおむねうまくいく。

回復力の高い人材を昇進させる。

つまり、親切はタダなのだ。

もし道路掃除の仕事を与えられたら、ミケランジェロが絵を描くように、ベートーベンが曲を作るように、シェイクスピアが詩を書くように道路を掃除すべきだ。

今はどんな理由でどんな仕事をしているとしても、芸術家のように全身全霊を傾けて真剣にやれ。

ビジネスは常にショータイムだ!

私はとにかく「違い」を作り出したいのだ!

「絶対に実現しなければならない」という大それた意志と決意があるのなら、命綱を切って飛び込め!

現在進行中のプロジェクトの中身とそれを進める理由について、15歳の娘と13歳の息子が理解できるように説明できるか?

偉大なリーダーは感情に働きかける。

現場のリーダーの起用は、部長クラスの登用よりも重要だ。

おカネを払う顧客のために働く人が、企業トップにとって一番の顧客である。

男性が女性向けに製品やサービスをデザインするのは事実上、無理。

リーダーたる者は全員、常に自分の時間の50%は予定を入れずに空けておくべきである。スケジュールに十分な空きがあってこそ、自分の置かれた現状を見つめ直し、経験から学び、避けられないミスを挽回することができる。

人の記憶に残るのは案外「小さな」ことなのだ。

企業の足元をすくうのは内部の組織の「問題」なのだ。

2018年7月25日 (水)

日本経済新聞社編『リーダーシップの名著を読む』日経文庫

マネジャーの仕事とは、計画作りと予算化であり、担当部門の目標を決め、その実現と進捗管理、他部門との調整、その過程で生じる問題解決が主な仕事となります。リーダーとは変革を行う人のことです。

人に好かれたいのなら、まずは自分が相手に興味を持つことだ。

たとえ腹が立ったとしても「おだやかに話す」ことが重要です。やっつけられた人が気持ちよくこちらの思い通りに動いてくれることはまず期待できないからです。

議論に負けても、その人の意見は変わらない。

ほめたあとに「しかし」ということばをつかわない。

真の成功とは、優れた人格をもつこと。

マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しい事をすること。

理解してから理解されること。

組織や制度にはライフサイクルがあります。

普段から民主的にメンバーの意見に耳を傾け、・・・

無秩序な状態は人間を不安にするのです。

マネジャーは人々とともに働く。リーダーは人々の感情を高める。

人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変える、2つ目は住む場所を変える、3つ目は付き合う人を変える。

まとめスライドが書けるようになったら、コンサルタントとして一人前。

人間は自分が信じているものが見える。

コリンズらによると、偉大な企業へと飛躍した企業は、経済的原動力を強化する鍵を「〇〇当たり利益」というシンプルな財務指標に結晶化させています。

楠木建教授は、優れた戦略には必ず「バカな」と思わせる「一見して非合理」な部分があり、それ故に他社は「真似ようとしない」と論じています。

2018年4月11日 (水)

羽入佐和子『自分が自分であるために 哲学から思考のレシピのヒント』Discover

ほかの人はどう考えるかを確かめるのです。

「命題」とは、真偽の判断の対象となりうる文のことをいいます。

命題は、分析的と総合的との二つに分けられ、・・・

マックス・シェーラーは、分割不可能で、持続性があり、それなくしてはいかなる価値も損なわれてしまうような価値をもっとも高い価値と考えました。

少なくとも「ふつう」という名のモンスターには注意しないと、と思います。

2018年3月25日 (日)

リチャード・テンプラー『できる人の仕事のしかた』Discover

自分の努力を見せないこと。努力を周りの人に見せてはいけない。

控えめに約束する。約束よりもいい結果を出す。

個人的な問題を抱えているのは自分だけではない。

偽物の笑いはすぐにばれてしまう。

体にぴったりしたものは絶対に身に着けない。

署名はいつも大きく書くようにしよう。

ページの頭と終わりが同じ見た目でなければならない。

問題の人物のいいところを、本気で認めることが大切だ。

カッとくるような状況でも平静を失わずにいるには、いったいどうしたらいいのだろう。それは簡単だ。ただ天に目を向けるだけでいい。

«入山章栄『世界の経営学者はいま何を考えているのか』英治出版

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