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2020年5月24日 (日)

竹田陽一+小山雅明『儲かるお店は「見た目」で決まる ランチェスター法則式SIがわかる本』実業之日本社

共通して言えることは、成功する店舗は、経営者が自らの理念を持ち、それを何とか店舗、特に〝看板〟に表現しようと考え抜いていることだ。

新規客の入店動機を調べると、「お店を見て」が圧倒的に多い。

弱者は無駄な広告宣伝費を排除しなければならない。エリアにはエリアの特性がある。お店にはお店の特性がある。

ランチェスター法則の特徴は、商圏内の強い敵と競合しないようにターゲットとエリアを選ぶことである。

変化が激しいということは、チャンスが大きいということでもある。

重要なのは、弱みを隠そうとしないことである。

差別化を行う基本的な手法は「小さく分けていく」ことである。

誰がどこから見ても、象が象として見えるのでなければ、それは無価値に等しいものである。

店舗の魅力は「外観七割」である。

「小さな企業は小さなエリアで勝負する」エリア・マーケティングが経営の原則である。

アメリカのマーケティングにはエリア戦略がほとんどないことだ。

経営は「商品三分に売り七分」である。その商品を、どこでだれに、どうやって売っていくかというエリア戦略と、客層・営業・顧客戦略のほうが大切なのである。

フロイトもシンボルの深層心理における影響力を指摘しているところである。

魅力を高めるためには「ここはあなたのお店ですよ」というメッセージが欲しい。

 

高橋芳文『儲かるお店の「すごい!」見せ方 「心地よく目立つ」ための店舗、看板、POP作りの秘訣』PHPビジネス新書

今はお客さんにお店があることを知ってもらう努力をしなければ、生き残れない時代なのです。

コンセプトを絞り込むことは、お客さんの一部を、〝捨てる〟ことになります。

情報はできるだけシンプルにすること。

看板はインターネットなどと違い、地域を限定した営業ツールです。

二階や地下のお店は、家賃が安い・・・・・

気持ちよく来店してもらうには、店員はつねに何か作業をしていることです。

店員からお客さんに、声をかけることもよくありません。

人間の目が、まずは輪郭や全体像を大きく捉えることが得意・・・・・

 

2020年5月22日 (金)

糸川英夫『一日一発想366日』講談社+α文庫

日本人の書いたものより、できるだけ外国人の手になるものを読むのがよい。そういったものには、自分の考え、あるいは日本人の考え方とは異なるものがつまっているからだ。

異質なもの同士がコンビを組んでこそ、新しい卵が生まれるわけである。

なんら付加価値を投下していないのに値が上がること自体、経済の原則に反している。

敵機を発見したら、いち早く宙返りして、敵機のうしろ側につくことが肝要である。

ベートーヴェンの初期の作品は、ハイドンやモーツァルトの曲とよく似ている。

アラビア語とヘブライ語は横書きで、文字を右から左に書いていく。

イギリスやフランスが、強大な植民地の支配を行ないながら日本ほどに憎まれなかったのは、支配した民族がもつ異質性を根こそぎにするというような乱暴なことはしなかったからである。

サメは、自分より長いものは絶対に襲わない。

自己啓発は、まず「自分はなにも知らない人間である」と自分に言い聞かせることからはじまる。

バレエではなぜ爪先で立つのか、・・・・・爪先から腰までの線が直線で確立していないと、腰から上の美しい曲線ができないから

欧米から送られてくる科学技術の文献に目を通していてまず驚くのは、この技術を最初にやったのは誰かということが非常に厳密に書いてある点だ。

正義とは、論理的思考と慈善・慈悲の心を合わせたもの。論理的思考とは理性的側面であり、慈善・慈悲は情緒的側面である。そのバランスがとれたところに正義があるというわけだ。

一芸に秀でれば多芸に通ず。

砂上の楼閣という言葉もあるように、まず基本がしっかりしていなければクリエイティブなものはつくり出せないのである。

 

田端信太郎『これからの会社員の教科書 社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71』SB Creative

欠勤するなら、仕事の状況を報告する。

打ち合わせの場所が相手先なのであれば、1時間前くらいに着いておくのが望ましいでしょう。はじめて行くところであれば、訪問先のビルまで行き、受付まで確認したうえで近くのカフェなどで待機する。これはあたりまえのリスク管理です。

相手の状況を想像して連絡しろ。

メールの返信はなるべく早く。

ビジネスで主語は絶対に抜くな。

一定のレベル以上の法人営業なら「この投資をやったときに、お客さんの『BS/PL』にどのように影響するか」という観点から話せないとダメです。

執行役員というのは、商法上では、何でもないただの従業員の一種です。

19世紀に「三権分立」という偉大な制度が発明されました。

 

2020年3月22日 (日)

牟田學『社長業全集 社長の売上戦略』日本経営合理化協会出版局

事業経営は、社長の考え方、思想、哲学で繁栄が決まるものだ。

お客様が頻繁に来られる受付に花が飾ってなかったら、それは淋しい。

売上こそすべての根源である。

70%を取る製造業が、最も多くの労働人口を食べさせていける業態であり、・・・

日本人は、思考が戦略的ではない。対処策が上手な民族性を持っている。

イノベーションとは、過去を否定することである。

商品や技術や得意先が一つしかないというのは、最も売上効率が悪い。

最も簡単なやり方で、しかも短期間に売上を増大させようとするなら、過去十年間の売上ベストテン商品を手直しし、リバイバルさせるのが一番である。

どんな事業でも、繰り返し購入されなければ安定はしない。

お客様を訪問したら、嬉しい気分を後に残して帰るようにしなければならない。

シャワー現象・・・・・立体店では最上階に、平面店では一番奥に特売コーナーを設けるべきである。

商売は、人間の情、すなわち喜怒哀楽という不変の理を絶対に忘れてはならない。人間が買うのであるから、情が希薄なコンピュータの世界であればあるだけ、特にそうである。

「このデザインでなければダメだ」「この言葉でなければダメだ」ということを、理屈ではなく感じる能力が必要だ。

どうしてもこの会社を救う新商品を創らなければならないというときには、一人の狂人をつくることにしている。

会社の歴史の中で、最も活力に溢れていたのは、どこでも創業期と危機脱出を図る時である。どんな会社も同じである。その時の組織は、決してピラミッド型ではない。必ず、フラットな型である。

日報は大事である。それは、営業マンが訪れた得意先に、競争相手が来ていたか、来ていたらどんなカタログや商品や売り物を持ち込んだか、値段はいくらだったか、サービスはどうだったか、それに対してお客様はどういう意見を持ち、対応されていたか・・・・・を、書かせるべきである。

・・・・・目線を二歳児に下げて、その感覚で掴まえられない者は、ほとんど使いものにならない。

販売に携わるものは、言葉のプロでなければならない。

あのディズニーランドでも、お客様に決して言ってはいけない言葉集が用意されている。

池田信夫『今さら聞けない経営教室』東洋経済新報社

景気がよくなると、インフレになるのは本当です。

インフレで増えるのは名目の売り上げですから、・・・・

インフレ予想を作り出そうというのが量的緩和です。

デフレと呼ばれる現象の実態は、中国からの輸入とITの技術革新による相対価格の低下なのです。

お金が増えると物価が上がるというのは貨幣数量説という理論で、・・・

マネタリーベース((日銀の発行するお金の量)

「リフレ理論」によれば、日銀がお札をどんどん発行すると物価が上がって景気がよくなるはずでしたが、・・・

・・・・・こんな状態になっても国債を発行できるのは、国の借金は最後は増税で返せるからです。

 

2020年2月21日 (金)

中島義道『過酷なるニーチェ』河出文庫

『ツァラトゥストラ』は、超人(候補者)のための書なのであり、それを自覚している者にとってだけの書なのである。

ニーチェは、キリスト教(パウロ主義)がもともと神は存在しないのに、あたかも存在するかのように2000年にわたってヨーロッパ人を騙し続けたことが赦せなかったのである。

ニーチェの主張するニヒリズムとはパウロ主義とプラトニズムに遡るヨーロッパのニヒリズムであること、・・・・・

エリーザベト・ニーチェが兄を天才に仕立て上げようというもくろみで編纂した、よってあまり資料的価値のない『力への意志』・・・

カントこそ、「神がもともと死んでいる」ことを暴いたのではないか?神の比重を無限小にまで低め、神が生きていても死んでいても同じことだと呟いたのではないか?カントは神の存在証明が有効ではないことを示してみせたが、神の不存在も証明できないことを示したのである。その代わりに、カントは「理性」を神の位置に据えた(理性信仰)。

カント倫理学のかなめは、善悪の内容があらかじめ決まっていないことである。それは、各自がそのつど理性の声を聴いて(自律)決定していくものなのだ。

要は、ワグナーの「不誠実」が耐えがたくなったのであろう。

彼の世話をした母や妹を、自分の思想を妨げる者として徹底的に嫌った。

 

2020年1月30日 (木)

中田考『イスラーム 生と死と聖戦』集英社新書

ムスリムになるには、アッラーを信ずることだけで十分なのです。

一日に五回の礼拝は義務であるとか、お酒を呑むことや豚肉を食べることは禁じられている。これは全部シャリーアに根拠があり、・・・

アッラーは慈悲深いので、善のほうをたくさん勘定してくれるのです。

巡礼に行くことによって、これまでのすべての罪がなくなってしまうとされています。

死者の埋葬は土葬と決まっています。

現在のムスリムのジハードは、異教徒の攻撃に対するやむをえない自衛としての行為に限定されていたのです。

国境線も何もなかった大地を直線で区切ったのはイタリアとイギリスです。

ムスリム全体の運命を決めるジハードを命じることができるのはカリフだけです。

 

磯田道史『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』中公新書

若狭湾は「原発銀座」とよばれ、原子力発電所が多い。

上杉景虎(謙信)は美少年と酒を呑むのが好きであったと・・・・・

地震後、せっかく明との講和がまとまりかけたのに朝鮮に再出兵するといいだした秀吉に人々はあきれた。

津波から逃げる時は、勇気をふるって、声を出しながら逃げるようにしたいものである。

現在、はっきり被害が想定されているもので、日本最大の危機はこの南海トラフの連動地震である。

明治日本の科学者は対応が早い。

土砂崩れには、しばしば前兆がある。・・・・・地鳴りや異臭を察知しなくてはいけない。察知したら、逃げる。

低気圧は海を吸い上げて潮位を上昇させる。

幕末、佐賀藩が日本最高の科学技術国となり、最強の軍事力をもつにいたったのは、・・・・・

西洋への自爆攻撃を組織的に準備した最古の歴史的事例は、佐賀藩・福岡藩の可能性がある。

一番の教訓は「津波の時に金品にこだわってはいけない」であった。

水門は重要ですが、あくまでも時間稼ぎと思ってください。

 

2019年12月14日 (土)

ジョゼフ・A・マチャレロ編『ドラッカー 365の金言』ダイヤモンド社

上司が真摯であるかどうかは数週でわかる。・・・・・真摯さの欠如は許さない。そのような者を選ぶ者を許さない。

組織が腐るのはトップが腐るからである。

自らが専門とする分野については、誰よりも詳しくなければならない。

全体主義は競争を許さず、絶対のボスを据える。

理論が実践に先行することはない。理論の役割は、すでに有効性を確認された実体を体系化することにある。

重要なことは、できないことではなく、できることである。

指揮者は解釈者である。

リーダーシップとは、人のビジョンを高め、成果の水準を高め、人格を高めることである。

真摯さよりも頭のよさを重視する者をマネジメントの地位につけてはならない。

リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。

聞くとは、スキルではなく姿勢である。

本当に重要な決定は人事だ。

経営政策を含め、人間社会にかかわる事柄について重要なことは、正しいか間違いかではない。うまくいくか、いかないかである。

事業の定義は検証していかなければならない。

あらゆる事業の定義が、やがて陳腐化し実効性を失う。

第一に、今日必要な現金がない。第二に、事業拡大に必要な資本がない。第三に、支出、在庫、債権を管理できない。おまけに、これら三つの病は同時に起こる。

まったくやらなかったならば何が起こるかを考えればよい。やめても何も起こらないのであれば、明らかに結論は直ちにやめよである。

誰かにできることは他の者にもできるというものである。

全体主義の哲学は、人に死ぬ覚悟を与える。

2019年12月12日 (木)

メアリー・エレン・オトゥール他『FBI元心理分析官が教える 危険な人物の見分け方』Gakken

私はだれよりも、直感を信じてはいけないことを骨身にしみて知っている人間だ。

アンガーマネジメント(怒りを処理すること)。

まずは行動を観察する。

反社会性パーソナリティ障害の人はナルシスティックで、大げさにものを言いたてる傾向がある。

ある人物が危険かどうかは、本人の外見を見ただけでは判断できない。

危険な人間は周囲に溶けこむのがうまい。

屋内にいるときに地震があったとき、いちばんいいのは外に駆けだそうとせず、上から落ちてくるものを防ぐために丈夫なものの下、たとえばベッドやドア枠の下にいることだ。

子ども殺しは刑務所での地位が最低になることが多いため、・・・・・

2019年12月 8日 (日)

鹿島茂『悪女入門 ファム・ファタル恋愛論』講談社現代新書

へたをすれば命さえ危ないと承知していてもなお、男が恋にのめりこんでいかざるをえないような、そんな魔性の魅力をもった女のことをファム・ファタルと呼ぶわけです。

破滅するだけの「価値」のある男であることが必要になります。・・・・・賭けるに値するだけの「賭け金」を有している男でなければなりません。・・・・・ファム・ファタルは、男が「賭け金」のすべてを失ってもいいと覚悟するほどの魅力がなければなりません。

二人が運命の仕組んだ悪戯としか思えないような偶然によって出会うという要素も不可欠です。

ファム・ファタルというのは、やはり、女性に対するギャラントリーが恋愛の前提となっているヨーロッパ型の社会でなければ存在しえないものなのです。

金の本質がわからずにただ楽しく暮らしたいと願う女ははなはだ危険だということです。

苅部直『丸山眞男ーリベラリストの肖像』岩波新書

いわく西洋近代の愚直な賛美者、いわく大衆から遊離した啓蒙家、いわく国民国家の幻像にしがみつく隠れナショナリスト。右側からは冷戦時代に共産勢力に迎合した学者先生と叩かれ、左側からはラディカルにつき進もうとしない保守性を糾弾される。

宣長は、儒学、とりわけ朱子学の倫理を、理窟によって人の「真心」を束縛しようとする、中国風の「漢意」の所産と見なし、それは支配者が、高邁な理想を掲げ人々を手なずけるためにこしられたものにすぎないと批判した。

絶対の正義は存在しない。しかし人は執念を持つものだ、それによって動くのだ、それがどんなにイリュージョンであっても、イリュージョンの方が現実よりも強い。

「最も意地の悪い」しうちを加えてきたのは、陸軍兵志願者訓練所で徹底した「皇民化」教育をうけて入営した、朝鮮人の一等兵だったと丸山は回想している。

カイヤットの映画の医師のように、たとえ自分では良心をもって接していると思っていても、植民地支配をうけている「現地民」からすれば、しょせん、憎むべき支配者の一員にすぎない。

私はあなたのいうことに賛成派しないが、あなたがそれをいう権利は死んでも擁護しよう(ヴォルテール)。

真の政治理論は必ず性悪説をとる。

宗教信仰までもが、国家や政治党派、あるいは営利団体による操作の対象となっている時代が、丸山の言う「現代」にほかならない。

2019年11月27日 (水)

マックス・マキューン『「戦略」大全』大和書房

目標は、無駄にならない何かを実行する能力を高めることだ。

戦略とは経験則と創造的手法の混合物だ。

完璧を目指すよりも、まずやってみよう。

企業は他社に勝つ(あるいは模倣する)ことに意識を向けすぎていると主張している。

重要なのは、一時的な強みを、継続的な強みに変えられる能力を高めることだ。これは、長期的に、ブルーオーシャン戦略から資源ベースの強みに移行することを意味する。

戦略の役割は、利益と顧客価値を最大にする方法を見いだすことだ。

ビジネスモデルとは、戦略スペース内で価値を創造し、それを収入に変えるためのアプローチのことだ。

レッドブルの創業者は、東南アジアの市場から学ぶことで、世界的なブランドを確立した。

戦略では、直観力は分析と同じくらい有効だ。

〝プランB〟は、戦略家の大きな味方になる。

多くの企業は、「同じ顧客のために同じことをする」という罠に簡単に陥ってしまう。

 

ジョン・イリチ『世界一わかりやすい絶対勝てる交渉術』総合法令

礼儀正しい人に対して反論するということは、常にとてもやりにくいことであるからだ。

気分が落ち着くまで静かに10まで数えてみることが賢明だ。

深呼吸して10まで数える。

10まで数えたら、もう一度10まで数える。

もし、相手が脅迫や威嚇をしかけてきて、あなたが同じように対応しないとする。すると相手は混乱し、自分の無礼な行為をやめ、それについて考えるだろう。そして、結果的にはあなたが有利になるのだ。

目標が現実的で妥当なものであればあるほど、その目標に到達する可能性はより高まるということを十分理解しておかなければならない。

別の目標もあらかじめ設定しておくことの利点は、代案をもっていることである。

「トークショーの司会」テクニックは、しかし、けれども、やはり、~以外は、という四つのキーワードを使用することにかかっている。

最悪の状況も、それを知ってしまえば心は平静になる。本当に辛いのは、はっきりわからない状態に置かれることである。

もう一度いっておくが、もしもあなたが相手の提案や対案を気に入っても、それを相手に漏らしてはいけない。

どの交渉でも同じだが、けっして必死になっている様子を相手に見せてはならない。

論争に勝って客を失っても、何も得るものはない。

怒りは理性の灯火を吹き消してしまう風である。

事実が思想と結びついたとき、世界に最も偉大な力が生まれる。

2019年11月24日 (日)

清水勝彦『経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由』日経BP社

科学で耳にする最も胸躍る言葉は、「私は発見した」ではなく、「へんだぞ」なのだそうです。

本当に経営に役立つのは「世代を超えて生きてきた法則=幹(あるいは根)」なのです。

成功企業の経営者が「当たり前のことを当たり前にやっているにすぎない」とほぼ異口同音におっしゃるのを聞いても、・・・・・

Ph.D.というのは「リサーチの学位」といわれるくらいなので、・・・

心理学とかマーケティングというのは、実はほぼ「統計」の学問であることも教わりました。

「確率」という言葉は、サンプル数が多くて初めて成り立つということを忘れてはなりません。

その時リーダーに必要なのは『任せたから勝手にやれ』と放っておくのではなく、『陰ながら見守る』という態度である。

「予想外のことは必ず起きる」と言いながら「予想外を最小にする」ことに努めていた。

専門家であるということは、自分の限界を知っていることだと思います。

「私がこういう作戦を立て、このようにして業績をあげました」ということが、きちんと言えなくてはならないのです。

何も考えずに200回素振りしても、腕が太くなるだけ。

合理性を前提にしたフレームワークや定量分析は、「分かりやすい」ばかりでなく、「教えやすい」のです。答えは結構客観的に出ますから、テストも採点しやすいです。

アイデアだけなら、誰かすでに考えていると思ったほうがいい。

 

 

2019年11月20日 (水)

ロバート・グリーン他『権力(パワー)に翻弄されないための48の法則 上』角川書店

一日たりとも油断するな。

誰一人として心から信用してはならない。友人も恋人も含めて、全員を観察せよ。

受けている寵愛におぼれて慢心してはならない。

主人より目立ってはならない。

友には用心せよ。

凄腕の詐欺師は、まったく平凡で目立たない外見を装い、人に特別な印象を与えないようにする。・・・・・ひとたびありふれたものでカモを油断させたら、その裏で進行中の欺瞞に気づかれることはない。理由は単純だ。人は一度に一つのことにしか注意を向けられないからである。目の前にいる退屈で無害な相手が、同時に別のことをもくろんでいるとは想像もつかない。

部下よりも先に口を開いてはならない。こちらが黙っていれば、相手は急いで話しかけてくる。

いったん評判が固まれば、とくに精力をつぎこまなくとも、存在感はおのずと増し、実際以上のパワーがあるように見えてくる。

忘れようにも忘れられないイメージをつくりあげて、世間の注目を集めよ。

与えてから奪え。

黒川伊保子『女の機嫌の直し方』インターナショナル新書

「何が正しくて、何が正しくないのか」で議論しても、まったく埒が明かない。どうも女たちは、世間(客観)に照らして正しいことを正しいと言うのではなく、自分(主観)にとって心地いいことを正しいと呼んでいるらしい。正解が「彼女の中」にある以上、手も足も出ない。

優秀な男性脳ほど、女性の機嫌を損ねるように動くからだ。

女性は、ことの発端から語りたがる。男性は、最初にゴール(話の目的あるいは結論)を知りたがる。

女性脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、そのストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残るのである。そして、共感してもらうと、その余剰な信号が沈静化するようにできている。

論理や数字で説明できないからといって、女性が一生懸命伝えたがっていることを、どうか軽んじないでほしい。

女は共感されたい、男は問題解決をしたい。

女性に接するとき、最も気に留めておいてほしいのは、とにかく共感。「いきなり問題解決」は、たいていの場合、仇になる、と心得てほしい。

2019年11月10日 (日)

岡田暁生『オペラの運命 十九世紀を魅了した「一夜の夢」』中公新書

ヨハン・シュトラウスの『こうもり』を唯一の例外として、正規のオペラ劇場は絶対にオペレッタを上演しないのである。

十八世紀末のモーツァルトから二十世紀初頭のリヒャルト・シュトラウス/プッチーニまでの時代である。この百数十年こそはオペラの黄金時代であり、オペラが最もオペラらしい時代であった。

オペラが発展したのは何といってもイタリアの諸都市であり、ミュンヘン、パリ、ウィーン、つまりカトリック圏の宮廷都市である。

美しい詩文の抑揚を心掛け、オペラから喜劇的要素を追放した。こうして1720年頃に成立したのが「オペラ・セリア」と呼ばれるジャンルである(なお喜劇的要素はオペラ・セリアから分離されて、「オペラ・ブッファ」というもう一つのジャンルを形成することになる)。

モーツァルトのオペラは、少なくともうわべだけ見れば、おふざけと官能の連続である。

ワーグナーの『ニュルンベルクの名歌手』は、『魔弾の射手』と並ぶドイツの国民オペラである。第二次大戦中にナチスはこの作品を党大会で記念上演するなど、「愛国オペラ」として徹底利用した。

ムッソリーニもまた国民的作曲家ヴェルディを政治的に利用しようとしたのである。

若林計志『プロフェッショナルを演じる仕事術』PHPビジネス新書

人は常に新しいものを求めていながら、同時になじんだものを求めます。

フレームワークは抜け漏れを防ぐチャックシートとして役立つのです。

知りたくない事に対して情報を遮断し、耳を貸さない事を「バカの壁」と呼びます。人間が最終的に突き当たる壁は「自分の脳」であり、一旦自分が正しいと思い込んでしまうと誰でも「バカの壁」を作ってしまうのです。

「イケア」は、ディズニーランドをベンチマーク(お手本)にしています。

謙虚になって学ぶ心を身につければ、どんな事からでも学ぶ事ができる。

 

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