ゲイリー・ハメル『経営の未来』日本経済新聞出版社
あなたの会社は、20世紀初頭に「近代」経営管理のルールや慣行を生み出した人びと、とうの昔に亡くなった少数の思想家や実務家によって、今現在もほとんど動かれているのである。
近代経営管理の重要なツールや技法のほとんどは、19世紀の、南北戦争が終わって間もないころに生まれた人びとによって発明されたのだ。
目指すべきは、危機とは関係なく継続的に自らをリニューアルできる組織を築くことだ。抜本的変革を自動的なプロセスに近づけること、危機に見舞われなくても継続的な自己変革を行うことのできる組織を築くこと。目指すべきはこれなのだ。
歴史の示すところでは、イノベーションは必ずといっていいほど予想外の方面から生まれる。
すべての社員が自分の最高の力を出す企業を築く。
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