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2009年3月 4日 (水)

アーノルド・ベネット『自分を最高に生きる』三笠書房

この男が幸福でないのは、人生の目的を達成してしまった今、他にこれといって興味をひかれるものがないからであり、また、すっかり身にしみついてしまった習慣の奴隷になって抜け出せなくなってしまったからである。半世紀の間、周囲の平凡な世間との交わりを避けてきたが、今はその仲間に入れてもらわなくてはならない。しかし、疎外されているように感じてしまう。そして彼の人生は容赦なく終局へと近づいている。「人生をやり直したい。でも、もう駄目だ」。

経済的自立の点でいえば、平均的な家庭の主婦はほとんどお先まっくらな状態であると言っていい。

同姓である男たちから嫌われている男には気をつけたほうがよい。この手の男は、えてして女性を喜ばせるのがうまい。女性のハートをしっかりとつかんでしまう。まるで催眠術でも心得ているかのように女性をうっとりとさせ、甘い言葉で恍惚状態にさせてしまう。だが、これも長くは続かない。たいていは苦渋を飲まされたあげく、彼の仲間の男性たちの判断のほうが正しかったと悟るときが必ずやってくるからだ。これには例外もあるだろうが、少なくとも私はいまだにそんな例外にお目にかかったことがない。

鏡に映しだされるおぞましい真実-道行く人の何げないばかにしたような視線が物語る事実-に、女性が人知れず悩んでいることに、一般に男性はあまりにも無関心すぎるということも、心にとめておきたいものである。

子供っぽいというのは偉い男の特徴だと言われている。

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