高田里惠子『グロテスクな教養』ちくま新書
ヘーゲル風に言えば、自分自身は他者の承認によってしか確認できない。
専門論文の平均読者数は一・五人で、そのうちの一人は執筆者本人。
万巻の読書もやっぱり人格を育てない。
もう先に死しかないということこそ、無償なる教養の最大の推進者であった。
『構造と力』浅田彰
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