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2009年3月24日 (火)

田中靖浩『数字は見るな!』日本実業出版社

ゲーテが『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』で簿記をほめている登場人物というのが主人公ではなくて、その友人なのです。しかもどちらかというとイヤミな奴。で、簿記をほめる友人に対して主人公は、「しかし君たちは、足し算だの、収支決算だのに目を奪われて、肝腎要の人生の総計額をどうやら忘れているようだね」。さすがゲーテ、言うことがちがうぜ!。

「故に商売に一大緊要なるは、平日の帳合を精密にして、棚卸の期を誤らざるの一事なり」(福沢諭吉)。

「商売は甚だ不得手である・・・・・・・自分に手を着けて売買貸借は何分ウルサクて面倒臭くてやる気がない」(福沢諭吉)。別の箇所には、簿記について、「面倒くさいから、やる気がしない。最終的な結果だけ見ればいい」と言っています。大事なポイントだけは承知しておいて、あとの細かい作業は誰かにやらせる、この大胆さ、合理性。

中国で経理といえば、会計担当者ではなくいわゆるマネージャーを指します。総経理は経理部長ではなく、社長の意味。

「税金を取る側」の論理によって作られている法人税法では、利益を多く計上する行為には寛容だけど、利益を小さくする行為には厳しい。法人税法は粉飾(利益の過大計上)に優しいワケ。

社内の数字を前年比で見ていること自体、前の年と同じことをやっているという証拠、仕事の中身が変化していない証拠です。前年比の%より「おカネについての絶対的な感覚」を持っておいたほうがいいと思うのです。

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