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2009年3月 9日 (月)

齋藤孝『座右のゲーテ』光文社新書

ゲーテの主張は、どんなものでも、先人たちの影響なしにつくったものなどないということだ。偉大な先駆者たちの作品をしっかりと模倣し、継承したという意識を持つのがむしろ正統である。それを自分の独創性だと考えるのは思い上がりというものだと指摘する。

「モナリザ」は徹底した明暗だけで描かれている。そのため、あの絵には輪郭線がない。

考え詰めて行き詰ったときには、一回寝かせてから再度取りかかるようにするといい。他のものをあれこれめぐってきた後に初めてみえるものもあるからだ。バートランド・ラッセルも「考え詰めたら一回地下に行け」という意味の言葉を残している。地下に行けというのは、アイディアを寝かせろということと同義語だ。

「この人には何か計り知れないところがあるな」と思ったときに相手にグググッとのめり込んでしまうものだ。

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