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2009年3月22日 (日)

石原武政『「論理的」思考のすすめ』有斐閣

相手が話していることについて、こちらが知っていると思わせるようなメッセージは出さないほうがいい。ヒアリングをするときには早分かりをしてはいけない。絶えず、なぜ、どうしてそうなるのですか、といった質問を発し続けることが大切だ。新しいものを見つけた子どものように、無心になって、なぜ、なぜ、と聞き続けることだ。ヒアリングは相手の話をできるだけ聞き出すことに意味があるのであって、こちらが意見を言ったり、知ったかぶりをするために行っているわけではない。この当たり前のことを改めて確認することとなった。

考えてみれば、私自身が行ってきた抽象的な議論は、すでに先人が開発した抽象的な概念の上に成り立っている。

「私は、商品はそれをつくった者が販売するのが本来であると考えます」。私はそのとき、あれっ、風呂勉先生は自分で考えたことをしゃべっているのだ、と受け止めた。

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