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2009年4月10日 (金)

ドラッカー『マネジメント 基本と原則』ダイヤモンド社

転換期にあって重要なことは、変わらざるもの、すなわち基本と原則を確認することである。

基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻するという事実だった。基本と原則は、状況に応じて適用すべきものではあっても、断じて破棄してはならないものである。

企業の目的は顧客の創造である。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。

マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。

顧客が買うのは、輸送手段ではなくステータスだ(キャデラック)。

アルキメデスは「立つ場所を与えてくれれば世界を持ちあげてみせる」と言った。アルキメデスの言う「経つ場所」が、集中すべき分野である。集中の目標は、基本中の基本というべき重大な意思決定である。

利益とは、未来の費用、事業を続けるための費用である。

あらゆるサービス機関が守るべき原則は、「現在行っていることは永遠に続けるべきものである」のではなく、「現在行っていることは、かなり近いうちに廃棄すべきものである」でなければならない。

テイラーは労働科学におけるアイザック・ニュートン、あるいはアルキメデスである。だが、彼の築いた基礎のうえにつけ加えられたものはまだあまり多くない。

手だけを雇うことはできない。人がついてくる(メイヨー)。

フィッシャーは、堅い皮膚で支えられた生物は、ある一定の大きさと複雑さ以上には成長できないことを明らかにした。陸上生物がそれ以上成長するためには、骨格を必要とする。

組織がなしうる最悪のことは、エリートを育成すべく他の者を放っておくことである。

成果とは打率である。人は、優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。

誰も聞かなければ、音はない。

上に立つ者は下の者が言わんとすることに耳を傾けなければならない。

いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。結局のところ、ボトルネックはボトルのトップにある。

あらゆる国の取締役会に共通することが一つある。それは、どれも機能を果たしていないという事実である。企業の統治機関である取締役会が、企業の破局に際して、問題の発生を常に最後に知らされる集団だったという事実が端的に示している。

合併と買収は量を狙ってはならない。不適切な基盤の上に量を加えることは、さらに問題を求めることでしかない。手持ちのものと合わせて完全な全体となるような相手を見つけだすことでなければならない。

うまくいかなくなりそうなものは、いずれうまくいかなくなる(マーフィーの法則)。だが事態が複雑な場合には、さらに第二の法則、ドラッカーの法則と呼ぶべきものが働く。すなわち、何かがうまくいかなくなると、すべてがうまくいかなくなる。しかも同時に。

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