勝間和代『新・知的生産術』ダイヤモンド社
情報こそが現代の通貨である。
資本主義の本質は、賢くない人から賢い人へお金が移動する仕組み。
良質な情報を得るには、一定の労力とお金がかかるため、そこに投資ができる人はますます富み、投資ができない人は搾取され続ける。
プリンシパル=エージェント問題(仕事の委託者とその代理人の利害は一致しないため、どうやって報酬体系や報告により利害関係を調整するかという理論)。
「ディープスマート力」とは、フレームワークを超えて、ある分野における長年の経験に基づき、時間をかけて私たちの中に暗黙知をためて、新しく洞察ができるようになることをいいます。型から外れた時に、どれだけ正しい情報収集や判断ができるかが、ディープスマート力の役割です。歴史から学ぶのがフレームワーク力だとしたら、経験から学ぶのがディープスマート力、さらに失敗力だと思います。
「ベスト・プラクティス」とは、現場の経験や知恵の中で生まれてきた最良の方法、やり方です。
何かと比べることで自分の過不足を探すことを「ベンチマーク」。
有料の情報は「優良な」情報であるという法則があります。
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