103万円の壁より、130万円の壁
年間の収入が103万円を超えると所得税がかかるうえに、夫の配偶者控除が受けられなくなります。
また、年収が100万円を超えると、住民税もかかってきます。
ただ、妻の年収が103万円を超えても141万円未満なら、夫は配偶者特別控除を受けられますから、税金面では優遇措置されています。ですから、103万円を超えても、心配せずに妻は働きましょう。
ただし、年収130万円は超えないようにしましょう。なぜなら、妻の年収が130万円を超えると、妻は夫の扶養家族から離れて、国民年金や国民健康保険の保険料を自分で払わなくてはなりません。
収入が130万円を超えそうなら、いっそ収入160万円以上を目指しましょう。収入が160万以上になれば、社会保険料を自分で負担しても、そのぶん収入も多いのでしのげます。
萩原博子『7つのお金で一生困らない!』
« TOC(Theory of Constraints:制約条件理論)とスループット会計 | トップページ | 投資キャッシュフローを見るポイント »
「所得税」カテゴリの記事
- 須田邦裕『面白いほどよく分る 入門・所得税法10話』東京教育情報センター(2015.01.03)
- 木山泰嗣『弁護士が教える 分かりやすい「所得税法」の授業』光文社新書(2014.11.17)
- 山田真哉『大人も知らない税金事件簿 会計探偵クラブ』東洋経済新報社(2013.03.23)
- 藤原道夫『「簡単仕訳帳」でトクする青色申告』中央経済社(2013.03.03)
- 非上場株式の申告不要制度(2012.02.04)
« TOC(Theory of Constraints:制約条件理論)とスループット会計 | トップページ | 投資キャッシュフローを見るポイント »
コメント