あるべき当期利益・剰余金の計算の仕方
■あるべき当期利益
インフレ時:あるべき当期利益=(資本金×10%)+(元手の資本×15%)
物価安定時:あるべき当期利益=(資本金×10%)+(元手の資本×10%)
元手の資本=資本金+資本準備金又は法定準備金
■あるべき剰余金
◇大企業
あるべき剰余金額={平均的元手の資本(資本金+資本準備金)×1/2}×15%×事業年度数(1年決算として)
◇中小企業
あるべき剰余金額=(資産合計/2)×1.5%×事業年度数
◇元手の資本が変わっていないとか、設立してまもない会社
あるべき剰余金額=元手の資本×15%×事業年度数(1年決算)
碓氷悟史『決算書の超かんたんな読み方』
« 支払余裕比率 | トップページ | シックスフォース分析(中小をとりまく六種の利害関係者) »
「経営分析」カテゴリの記事
- 都井清史『業種別エキスパート経営分析』きんざい(2017.04.27)
- 古田土満『ダントツ人気の会計士が社長に伝えたい 小さな会社の財務コレだけ!』日経BP社(2017.04.03)
- 小宮一慶『「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書』PHPビジネス新書(2017.03.20)
- 田中威明『取引先の倒産を予知する「決算書分析」の極意』経営者新書(2016.12.05)
- 内田正剛『「不正会計」対応はこうする・こうなる』中央経済社(2016.10.02)
コメント