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2009年5月 5日 (火)

粉飾を見抜くコツ

営業損益

  • 関係会社を利用した利益操作。会社を二つもっていて決算期が3ヵ月ぐらいずれている場合は気をつけてください。売上をつくるために関係会社が利用される場合、本当に商品が関係会社から売れていればいいのですが、在庫になっていたら目もあてられないということで、現実には関係会社に押し込んでいる状態、すなわち押込み販売の一種です
  • 売上→買戻しは評価益(または評価損)の計上と同じ。不動産業では買戻条件付売上も多い
  • 売上原価中の固定資産は売上を操作するための粉飾
  • その他の営業収入は一番怪しい科目
  • 中小企業の決算書は最終利益が赤字であっても、営業利益ベースでは黒字であるケースが大部分です
  • 売上高と荷造運送費との関係。商品の出荷が増えれば、荷造運送費は比例して増えるもの。比例していなければ、どこかが何かおかしい
  • ①売上高が増加又は減少幅が少ない②売上原価率が下がっている③売上債権の残高が増加⇒売上高水増しの可能性大

営業外損益

  • 有価証券売却による益出し
  • 経常利益が雑収入から構成されていないかチェックする
  • BSの前期比較で雑収入の内容を推測する

特別損益

  • 雑収入は特別利益からつくられる(重要性の原則)

当期純利益

  • 法人税等が計上されていないときは決算書を修正してからみる
  • 法人税等が異常に小さいときは粉飾の可能性大
  • わずかな利益はそのほとんどが粉飾決算
  • PLは下からつくられていく

資産

  • 売上債権、有価証券、棚卸資産、関係会社向債権はすべて虫食いのケースが多い
  • その他の流動資産はゼロ評価が妥当。仮払金は、粉飾上の“ごみため”とか“ゴミ箱”といわれています。資産性がほとんどないからです。短期貸付金も仮払金と同様に資産性に乏しい。未収入金の回収可能性にも注意
  • ①売上高が増加又は減少幅が少ない②売上原価率が下がっている③棚卸資産の残高が増加⇒「在庫水増し」や「不良在庫発生」の可能性大
  • 低価法を採用している会社でも、評価損を計上していないケースがある
  • 架空資産とは資産の含み損部分も指す
  • 販売用不動産・有形固定資産共に含み損に注意
  • 粉飾決算を行ったBSの特徴としては資産の科目数に比べて、負債の科目数が極端に少ないことがあげられます。例えば、その他の流動資産として、仮払金、立替金、前払費用、前払金、未収金、未収収益、短期貸付金等さまざまな科目を計上している一方で、負債の部にはその他の流動負債がないケースです(最低限、未払金や源泉所得税の預り金はあるはずです

負債

  • 債務保証をしている場合、債務保証損失引当金が簿外負債になりやすい
  • 簿外負債は本来あるべきはずの負債を知ることで見抜く

その他

  • 何か変な科目が出たなと思ったら注意してください
  • 粉飾を見抜くためには、BSもPLも前期比較が必要
  • 粉飾は科目を分散して行われる
  • 表示上の粉飾は、他の資料との整合性でチェックできる

都井清史『粉飾決算の見分け方』、都井清史『税理士のための新会社法実務ガイド』、高田直芳『明解!経営分析バイブル』、杉山浩『粉飾決算書を見抜け!』

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