情報の「空→雨→傘」
情報には、空、雨、傘の3段階があります。自分メディアで情報を考える際には、いま手に入った情報が空、雨、傘のどこに位置づけられるのか、考えておくととても便利です。
「空」というのは私たちが空を見上げた時の事実です。雲が出てきたら、「空が曇ってきた」という事実になります。
「雨」というのは、その空を見た時の私たちの解釈を指します。すなわち、「雨雲が出てきたので、雨が降りそうだ」と解釈を重ねるわけです。
最後の「傘」というのは、その解釈に対しての行動を指します。すなわち、「雨が降りそうだから、傘を持っていこう」という行動に結びつくわけです。
このように情報を事実→解釈→行動に分解して、思考を深めます。
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