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2009年5月14日 (木)

事業主借と事業主貸

■会社なら「資本金」に相当する勘定を、個人では「事業主貸」「事業主借」「元入金」という3つの勘定で処理します。

■例えば、銀行の通帳に利息が入金されたとき、次のような仕訳を行います。

預金 ×× / 事業主借 ××

これは、預金の利息が「利子所得」という異なる所得に区分されるからです。

■1年間頑張って利益が出たら、その利益は翌期に繰り越すときに資本に合体させるため元入金勘定に振り替えます。また、生活費などのために期中に事業から家庭に引き出したお金は「事業主貸」、逆に事業に家計から追加出資したお金は「事業主借」という勘定で処理しておき、同じく翌期更新時にそれらを元入金と相殺する、という処理を行うのです。これを算式にすると、次のようになります。

当期首元入金+当期利益+事業主借-事業主貸=翌期首元入金

ここで大切なのは「事業主貸」という勘定です。税務署は、常にこの勘定に注目している、といっても過言ではありません。その人の生活レベルに見合った適正な事業主貸勘定が発生していないと、脱税の可能性を疑われることになります。会計事務所でも、事業主貸勘定の発生があまりに少ないときは、その理由を検討しなければなりません。

須田邦裕『会計事務所の仕事がわかる本』

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