ハゲタカレシオ
ハゲタカレシオは、その名のとおり、M&Aで使われ、会社購入後、会社財産を切り売りし、その売却代金で、M&Aで生じた負債を返済することが可能かを判断する指標である。ハゲタカレシオは、分子は購入した会社の時価総額、分母は購入した会社の正味流動資産(流動資産に、税引後の有価証券含み益を加えて、長短債務を控除)で、1倍が基準となる。1倍割れの場合、買収対象企業の株価が割安で、買収後会社資産を換金すれば、おつりがくることをあらわしている。
株式時価総額/[流動資産+税引後有価証券含み益-(流動負債+長期借入金)]
鯖田豊則『会社を目利きする50のポイント』
« GDP | トップページ | ギルマンの五つの「企業疾患」 »
「ファイナンス」カテゴリの記事
- 小山昇『1%の社長しか知らない銀行とお金の話』あさ出版(2024.02.11)
- 青木雄二『青木雄二の「ゼニ儲け」全部教えよう 目からウロコのナニワ流金満リッチ道』成美文庫(2023.02.06)
- 青木雄二『ゼニの人間学』ハルキ文庫(2023.01.10)
- 三條慶八『誰も教えてくれない あなたの会社のお金の残し方、回し方』フォレスト出版(2022.02.24)
- 房広治・徳岡晃一郎『デジタルマネー戦争』フォレスト出版(2021.12.27)
コメント