リアルキャッシュと生存可能日数
■リアルキャッシュ
現預金+その他資産(立替金)△その他負債(未払金、未払費用、未払法人税・消費税、社保、源泉所得税)
その他資産は近い将来入金されるものが多いので現預金にたす、その他負債は近い将来現預金を減少させることになるため、最初から省いておいた方が実態に近いことになる。
■会社の生存可能月数
会社の生存可能月数とは、もしある会社が営業をストップしたときに何ヶ月持ちこたえられるのかを示す指標だ。3ヶ月くらいを目標にしたい。
売上 5000 、粗利 1000 、固定費900(減価償却 50) 、借入金返済 60
- 生存に必要な支出(年間) 900-50+60=910
- 生存に必要な支出(月間) 910÷12=75
- 生存可能月数 50(リアルキャッシュ)÷75=0.67ヶ月×30日=20日
近藤学『「儲からない」と嘆く前に読む会計の本』
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