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2009年7月27日 (月)

林望『知性の磨きかた』PHP新書

会社に入れば、根源的にこれは正しい方法だろうかどうだろうか、という問いを発するチャンスは、もう既にそこには存在しない。企業人であるからには、そういうことは考えないほうがむしろ、組織としての良き一員だというふうに規定される。「こうやれ」といわれたら、もうそれをせっせとやるよりしようがないわけです。

若いときに仕込みをしなかった人は、そこで圧倒的に若い頃の「ツケ」を支払わされる。

「この作品研究はこれですべてだね。これ以上は誰も研究できない」。学問を志す者にとってね、これに勝る褒め言葉と励ましはないでしょう。

書評というのはね、基本的に「この本読んでくださいね」というものでなきゃいけない。

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