ルー・マリノフ『考える力をつける哲学の本』三笠書房
いったん魂(美徳)を売り渡してしまえば、もう取り戻すことができないことは覚えておくべきだ。
あらゆるできごとは「起こるに足る理由」によって起こる。つまり、ただの偶然ではないということだ(ライプニッツ)。
組織の中では、安定と引き替えに個人の自己表現が制限される。
ヒンドゥー教や仏教の考え方では、永続性や安定といったものは幻想であるとされている。
自分の基本原則を曲げてはならない。しかし、その原則は、極端なものであってはならない。
変化ほど安定したものはない(ヘラクレイトス)。
« 草間俊介『お金に学ぶ』文藝春秋 | トップページ | 浜口直太『仕事のルール』アスカ »
「哲学」カテゴリの記事
- 大澤真幸『この世界の問い方 普遍的な正義と資本主義の行方』朝日新書(2023.02.04)
- マルクス・ガブリエル他『未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?』集英社新書(2023.01.19)
- 細谷貞雄編『世界の思想家24 ハイデッガー』平凡社(2022.06.17)
- 大井正・寺沢恒信『世界十五大哲学』PHP文庫(2021.12.13)
- 佐藤優『思考法 教養講座「歴史とは何か」』角川新書(2021.01.16)
コメント