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2010年4月 9日 (金)

荻野文子『ヘタな人生論より徒然草』河出書房新社

さしたる用もないのに、人のところにいくのは、よくないことである。用があっていったとしても、そのことが終わったら、すぐに帰るのがよい。

自分よりも弱いものをいじめて得る快楽ほど、劣悪な欲望はないのである。

どのジャンルであろうと、最高の技量を備えるとともに、最悪のシミュレーションができている人を、プロという。

業績も学歴も、信念に裏づけられた「威厳」には敵わない。

アウン・サン・スー・チーは、化粧などしなくても、髪にさした小花ひとつで輝いている。

上位の者は下位の者の立場に立ち、知恵ある者は愚かな者の側に立ち、裕福な者は貧しい者の心になり、才能ある者は才能なき者の身になるべきである。

「もうだいじょうぶ」と安心した瞬間から「転落」がはじまる。

安心は失敗のもと。完璧は破綻の前兆。

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