ユージン・グリースマン『この人たちはなぜ成功したのか』ダイヤモンド社
下流の下から上流へという上がり方はめったにないし、下流の下から上流の上へ上がるなどというのは皆無である。というのも、上流の上というのは、世襲によるものだからだ。
神の摂理によって霊的交感のできる人間なのにそれを拒否し、才能を埋もれさせる者は、たとえ、パンのためであったにしても、悲しみと絶望に生涯つきまとわれ、死した後は、永遠に恥と混乱にみまわれるであろう(ウィリアム・ブレイク)。
一番気難しいお客様を満足させることができれば、売り上げが増える。一方、〝大物〟を満足させられなければ、偏見のあまりないお客もごっそり離れていくことになる。
評判は、しっくいの壁のようなもので、手入れを怠ってはならない。
タイムズスクエアをパトロール中の警官にバイオリンケースを抱えた若い男が近づいて聞いた。「カーネギーホールへ行くにはどうしたらいいでしょう?」「練習、練習、練習あるのみさ」
ビジネスの交渉でも、要点から入ることだ。
« 本日の映画 | トップページ | 邱永漢『起業の着眼点』PHP新書 »
「マネジメント」カテゴリの記事
- コリン・パウエル/トニー・コルツ『リーダーを目指す人の心得』飛鳥新社(2023.08.29)
- 金田信一郎『失敗の研究 巨大組織が崩れるとき』日経ビジネス文庫(2023.02.21)
- 樋口武男編著『積極精神に生きる 創業の人・石橋信夫の心とともに』PHP(2022.08.09)
- 中野明『「超ドラッカー級」の巨人たち カリスマ経営思想家入門』中公新書ラクレ(2022.07.04)
- 冨山和彦/経営共創基盤『IGPI流ローカル企業復活のリアル・ノウハウ』PHPビジネス文庫(2022.06.21)
コメント