ユージン・グリースマン『この人たちはなぜ成功したのか』ダイヤモンド社
下流の下から上流へという上がり方はめったにないし、下流の下から上流の上へ上がるなどというのは皆無である。というのも、上流の上というのは、世襲によるものだからだ。
神の摂理によって霊的交感のできる人間なのにそれを拒否し、才能を埋もれさせる者は、たとえ、パンのためであったにしても、悲しみと絶望に生涯つきまとわれ、死した後は、永遠に恥と混乱にみまわれるであろう(ウィリアム・ブレイク)。
一番気難しいお客様を満足させることができれば、売り上げが増える。一方、〝大物〟を満足させられなければ、偏見のあまりないお客もごっそり離れていくことになる。
評判は、しっくいの壁のようなもので、手入れを怠ってはならない。
タイムズスクエアをパトロール中の警官にバイオリンケースを抱えた若い男が近づいて聞いた。「カーネギーホールへ行くにはどうしたらいいでしょう?」「練習、練習、練習あるのみさ」
ビジネスの交渉でも、要点から入ることだ。
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