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2010年5月10日 (月)

有田芳生『「コメント力」を鍛える』生活人新書

デカルトは自分の考えをしっかりと作るためには、四つの規則を守ることで十分だと述べている。コメント力の条件である。

■第一段階

「速断」と「偏見」に陥ることなく、あくまでも自分が十分に確信できることだけを受け入れることだ。疑問の余地がまったくないほどはっきりとしたこと以外は判断のなかにふくめるな、というのである。

■第二段階

検討する難問の一つ一つを、できるだけ多くの、しかも問題をよりよく解くために必要なだけの小部分に分割することだ。たとえば問題が起きて、何かをコメントしなければならないときに、この問題にどう答えればいいのかを考える。そんなときには、問題を確信が持てる部分に限定することでコメントしやすくなる。

■第三段階

もっとも単純でもっとも認識しやすいものからはじめて、少しずつ、階段を昇るようにさらに複雑なものの認識にまで昇っていく。そのままでは互いに前後の順序がつかないものの間にさえも順序を想定して進むことだ。つまり自分でわかるものから出発して、だんだんと複雑な課題へと向かっていく。そのときに整合性を求めて組み立てていく作業を同時に行うことである。

■第四段階

全体にわたる見直しをして、なにも見落とさなかったことを確信することだ。こうした思考作業を通じてすべてが見渡せる自分だけの完璧な見取り図を描くことができる。もちろんこれは理想的なプロセスである。現実にはなかなかこうはいかないかもしれない。しかし、できることからドリルを解くように試みることで必ず成果は上がるものだ。

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