長勝盛『小商人のすすめ』現代書林
歴史上で最も成功したビジネスは、キリスト教であるという人がいるくらいです。
わしがあんたと付き合ったのは、なぜだと思う? シチズンの社員だからじゃないよ。あんたが、わしのテストに合格したからだ。
つまり人生は、「目立たなければ負け!」ということです。
ムダな努力をなくすには、第一に『平均思考』をやめること。焦点を絞ることです(パレートの法則)。
- 顧客リストに1000人のデータがあれば、この3年間の累計買上げ金額の上位30%(300人)を選び出す
- その300人のデータを分析し、共通点を調べる
- 共通点を参考に、将来性などを加味して300人をさらに200人に絞り込む
- 企画祭事展示会などの案内には、この200人を絶対に欠かさない
- 仕入れや陳列の方法、企画の内容も、この200人を念頭に置いて考える
- この200人には、機会があるたびに特別なサービスを実施する
- この200人の誕生日は絶対に忘れない
- この200人の家族構成やその変化には、いつも目を向けている
- この200人には売りすぎることなく、長期的なつき合いを優先する
- この200人には会社・店の総力をあげて奉仕する
恋愛がヘタで、商売のうまい人はいない。
「あれ、美容室へ行ったの? とてもよく似合うよ」。髪型や服装を誉められて喜ぶのは、誉められたことが嬉しいという以上に、相手が自分に関心を持ってくれたことが嬉しいのです。
女性にモテるのに言葉はいらない。〝へえ〟〝そう〟〝ウッソー!〟の3つを知っていればいい。
人に与えたものは、3倍になって戻ってくる。
この世の中で何かを成し遂げ、世の役に立った人達は、概して高学歴や家柄ということではなく、幼稚園時代に教わったことを一生、守り継続できた人のようである(松下幸之助)。
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