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2011年2月16日 (水)

渡辺健介『世界一やさしい問題解決の授業』ダイヤモンド社

どんなに大きく複雑に見える問題でも、いくつかの小さな問題に分解すれば解けるのです。

問題解決とは、ひらたくいえば、現状を正確に理解し、問題の原因を見極め、効果的な打ち手まで考えぬき、実行することです。

仮説とは、まだ正しいかどうかはわからないけれど、「これが答えじゃない」と思える仮の答えです。仮説は間違っていてもよいのです。間違っていることに気づいたら、仮説を修正すればよいだけの話しです。

仮説が正しいかどうかを検証するには、1つずつ「根拠」や「前提」が正しいことをチェックしていけばよいのです。

仮説を検証するときは、なるべく事実に基づいた数字やデータを使ってチェックすることが大切です。自分がなんとなく(感覚で)正しいと思っていたことが実は思い違いだった、ということはよくあるからです。

具体的な課題は何か、現時点での仮説とその根拠は何か、仮説を確かめるには、どんな情報を集めて分析する必要があるのか、を明確にすると、問題解決の確率はグンと上がります。

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