浦田健『空室が満室に変わる究極の方法』日本実業出版社
「金持ち大家さん」のほとんどが専業で大家業を営み、絶えず試行錯誤を繰り返している。
業者にとっては、大家さんに家賃を下げてもらうことが、入居者を決める一番手間のかからない方法であるために、意外にも不動産業者は具体的な空室対策ノウハウを持ち合わせていないのである。
モノがあり余っている時代にモノを売るためには、売り方を知らなければならないのである。
究極のところ、売れてから作る。そうすれば、リスクは最小、利益は最大になる。
重要なことは、内見者がきたときに、せめて前の入居者の生活を感じさせない新築同様の原状回復とクリーニングはしておくことである。さらに、部屋だけではなく建物の外観や庭などの外回りにも改善の余地があることも押さえておく必要がある。
経営も景気の良いときにこそ景気の悪いときに備えておく。そういう余裕のある経営をすべきである。
部屋をそっくりにリフォームしてから内見してもらう。
建物は建ったその瞬間から老朽化が始まる。
第一印象は、形よりも色によるところが非常に大きい。
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