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2011年6月23日 (木)

三矢裕『アメーバ経営が会社を変える』ダイヤモンド社

アメーバ経営は、小集団部門別採算制度である。製造であれば工程別に、営業であれば地域別や担当商品別というように、それこそ町工場や商店並みに、一〇人前後のアメーバと呼ばれるプロフィットセンターで利益管理を行う経営手法である。

アメーバ経営は人材の育成システムにほかならない。

事業経営というのは、売上を増やして経費を減らすことで、ただそれだけのことだと理解することが必要です。複雑なことは何もないのです(稲盛)。

アメーバ経営の目的

  1. 全員参加の経営を実現する
  2. 採算で貢献度を測り、目標意識を持たせる
  3. よく見える経営を実現する
  4. トップダウンとボトムアップを調和させる
  5. リーダーを育成する

リーダーに要求されるのは、昨日よりももっと素晴らしいやり方を見つけ出すことである。

競争力がある会社は、現場の知恵を集める仕組みを持っている。

アメーバ経営では、時間当たり採算だけしか与えない。時間当たりを上げるには、売上を増やすか、必要経費を減らすか、時間を減らすか、という三つの選択肢しかない。この三つのうちのどこかに照準を合わせて、知恵を絞っていけばいいのである。

利益を生み出すには製造が創意工夫すること以外にない。すなわち、メーカーの利益は、製造側で生まれる。会社の利益は製造側の工夫で生まれる。

値決めこそ経営である(稲盛)。

京セラ方式は、稼いだお金から使ったお金を引いて利益を計算するだけのキャッシュベースの会計である。

アメーバ・リーダーには、貸借対照表の部分については責任を持たせていない。リーダーが時間当たり採算で見ているのは、いわゆる損益計算書に当たる部分だけである。

アメーバ経営では、常に、モノと伝票を同時に動かさなければならない。

アメーバ経営、とくに時間当たり採算の指標は、基本的には、管理スタッフや経営者によるコントロールのためだけのものではなく、現場の人々の知恵を結集するためのものでもある。あくまで基本は、全員参加の経営であり、エンパワメントのための経営手法である。

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