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2011年6月12日 (日)

和田正次『月次決算書の見方・説明の仕方』税務研究会出版局

月次決算を行っていれば12回も見ているのです。水準よりも変化への注意によって経営悪化の兆しを捉え、危機を未然に防ぐ対応が可能となるのです。

利益管理にしても資金管理にしても、変化への注意を怠ると、危機への対応が遅れ、巨額な利益や資金を失うこともありえます。大きな増収増益よりも、小さくても増収増益が維持できることの方がはるかに重要なのです。

赤字のリスクが顕在化してきたら(前年同月比で利益の減少が連続してきたら)コストの増加を抑えることが最優先の課題になる。

月次決算からの問題解析力、報告力、提案力が月次決算報告者には求められるのです。

総資産、売上高、営業利益、これらが成長判断の3要素です。

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