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2011年7月30日 (土)

長谷川正人『なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか?』東洋経済新報社

『会社四季報』に記載されている財務データは数多いですが、本書でみていくのは、そのなかでも主に以下の7つの観点にしぼっています。

  1. 規模
  2. 成長性
  3. 収益性
  4. セグメント情報
  5. 安全性
  6. キャッシュフロー
  7. 時価総額

キャッシュフローの3つのパターン(ノーマル・勝負・危険)(略)

化粧品・トイレタリー業界は、製造などにかかわるコストは大してかかりませんが、広告宣伝費や販売促進費などのマーケティングコストがたくさんかかるという特性を持つビジネスです。「原価率が低く、販管費率が高い」という特徴は、参入障壁が低くて新規参入が容易ということを意味します。

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