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2011年7月22日 (金)

牛越博文『これだけは知っておきたい ドラッカー』文藝春秋

ドラッカーは、「これからは組織の時代だ」と宣言した人です。

ドラッカーはよく、自分の肩書を「社会生態学者」と表現しました。ドラッカーは、社会・経済を生き物とみなしているのです。

ドラッカーは「変わること」に最大の価値を置いた人です。

ドラッカーの主張を極限まで要約し、二段階に分けて言うと、以下のようになります。

  1. 本当の経営者はイノベーションを起こす。
  2. イノベーションを起こすには、組織をマネジメントする必要がある。

特に重要なのは、シュンペーターが、「起業家は合理的に説明できないような動機に突き動かされてイノベーションを起こす」とした点です。ドラッカーは、「起業家は自己実現のためにイノベーションを起こす」としています。要するに、起業家が新しい事業を目指すのは、オカネのためだけではない、ということなのです。

大陸の人は、真理のようなものを初めから持っていて、そこから考えて結論づけます(考えるに、こうならばこうだ)。イギリスの人は、とにかく経験がすべてで、それまで見たことから推論します(僕のこれまで見たところによると、こうならばこうなのだろう)。

ドラッカーが「知識労働者」と呼んだのは、専門知識をもつホワイトカラーの労働者です。

ドラッカーは、イノベーションのチャンスとして次の7つを挙げています。

  1. 予想しなかったことが起こったとき
  2. なんらかの差がわかったとき
  3. プロセスのニーズが現れたとき
  4. 産業と市場の構造が変化したとき
  5. 人口の構成が変化したとき
  6. ものの考え方・見方や気持ちが変化したとき
  7. 新しい知識が生まれたとき

直観とは、自分の価値観を持たずに、ありのままを見ること。主観とは、自分の価値観で物事を見ること。

わたしは見る、ゆえにわたしは存在する。

経営者への5つの質問

  1. 我々のミッション(使命)は何か
  2. 我々の顧客は誰か
  3. 顧客は何に価値を感じているのか
  4. 我々にとっての成果は何か
  5. 我々のプランは何か

我々の会社は世間の人から、何をする会社と言われたいか。

一人ひとりが自分の能力を見極め、専門知識を持ち、力を合わせてお客さんが喜ぶような新しい製品やサービスを生産し続ける。

人は、奇跡のために祈り、成果のために働く(アウグスティヌス)。

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