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2011年7月24日 (日)

堀内智彦『原価計算 事例で学ぶ実践のツボ!』秀和システム

原価計算を現場に簡単に取り入れるコツは、「問題解決したい必要な部分だけ適用する」ということです。

稼働率が低い場合には、限界利益が確保できれば値引き要求を受け入れるべきである。

全部原価計算制度を採用するときの注意点は、販売量ではなく、生産量に負担させるということなのです。

全部原価計算方式では「生産量=販売量」でない場合に注意が必要です。つまり、「生産量=出荷量+在庫量」です。在庫量が多いとキャッシュフローを圧迫します。

期末在庫が増える→粗利益が増える→納税額が増える→お金がさらに減る→借入金が増える→金利・元金返済で資金繰りが悪化する。

中小企業においては赤字回避のために、まずは、①売上増大策の実施、②変動費率の低減、③固定費の削減、という順序で改革を実行するのが定石だと思われます。

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コメント

ご紹介ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします。
ホリコンこと堀内智彦

先生、こんちわ。
わざわざ、私のつたないブログにお越しくださり、
ありがとうございます。

大学の先生が書いた原価計算の本より、断然
ためになりますよ。ぜひとも、皆さん、購入して
ください。
私が保証します。

コリンちゃんさんありがとうございます!

たまたま検索していたら、拙書の要旨を端的に要約されたサイトを見つけたのがこのブログでした!

過分なお褒めの言葉ありがとうございます。本当にうれしいです。ヽ(´▽`)/
二千円あまりの大金を使って購入していただくのですから、少しでもお役に立たないといけないという気持ちは著者としてもっております。

9月に姉妹編として「原価管理編」が出ますので良かったら見てみてください。

今後ともよろしくお願いします。

先生! 再度のご登場、誠に感謝感激です。

今回の著書も5回くらい読んでいるのですが、まだまだ
読み足りません。本当はもっと徹底的に分析して引用
したいのですが、全部になっちゃうのでやばいです!

やっぱり実務に精通した先生が書かれた原価計算の
本はいいですね。内容が幅広く、厚みがある。実務に
役立つ。伝統的な原価計算をいまだ解説している本
には飽き飽きですよ。

次回の著書も楽しみです。今回の著書で原価計算の
主要な論点をほとんどカバーしてると思われるので、
果たしてどうなるか。原価管理をどう料理するのか。
期待してますよ( ̄ー ̄)ニヤリ。

それでは。

こりんちゃんさん!
ありがとうございます。それほど繰り返し読んでいただいているとは感謝感激です(;ω;)。
自分の特徴としては現場改善で体験したことしか書けない=自分で理解・経験したことだけを表現していますので、確かに教科書的にアカデミックなものと最近のタイトルだけで中味の薄い・面白いけど一度読んだら二度と読まないというレベルとは一線を画したいと考えています。
次回作はいま校正中ですが、原価計算より10倍書きやすく、魂込めてますので是非ご期待ください。
出来上がったら真っ先にコリンちゃんさんにお届けしますo(*^▽^*)o

ホリコン先生!、お忙しいのに何度もコメントしていただき、
ありがとうございます。

先生の重厚なブログに私のこと紹介してくれているじゃないですか。勘弁してくださいよ~~。いいんですかい。書評って、もんじゃないですよ。私は多読派なので、おいしいとこどりしてるだけなんですよ~。ただ、先生の著書の場合、ほとんど線を引っ張りながら徹底的に読んでいるため、重要なところを全部紹介(引用)したら、たいへんなことになっちゃうんですよ。

そこで、私のブログの優秀な読者のために、私の書評を差し上げましょう。〝生きた原価計算〟〝使える原価計算〟を学びたいのなら、本書を購入してください。一言一句、徹底的に読んでいってください。読む前に、原価計算の基礎知識は持っていたほうがいいですね。そうすると、アカデミックな本とのおもしろさの違いがわかるはずです。なんで、大学では、このようなことを教えてくれなかったのかと。

あるコンサルタントがご自身の著書を「渾身をふり絞って書いた」といっていましたが、ホリコン先生の「魂込めて」書かれた次回作、「原価管理編」も楽しみですよ。買わせていただきますよ。原価管理の本もかなり読みましたが、さぁ、先生はどんなサプライズ、びっくり、衝撃を与えてくれるのか。

とはいえ、何度も言うように、今回の著書もまだ完全に読み込めていません。しばらく、時間がかかりそうです。。。。。
それでは、失礼いたします。

こりんちゃんさん!

穴があったら入りたいです(A;´・ω・)アセアセ
このつたない本にアンダーラインを引いて、繰り返し読んでいただく!著者としてこれ以上に光栄なことがあるでしょうか!

実は版元さんからこの企画を頼まれたときに、その要求の高さ(初級者ではなく、実務を交えた分かりやすい本)に、自分にはムリかと思いました。
 なにしろ今まで原価計算の正式な勉強はしていません。10年前に生産性本部からビジネスキャリアの受験テキストの作成を頼まれたときに独学したのが最初でした。だから間違っていることも沢山あると思いますのでご容赦ください。また
気がついた点は教えてくだされば幸いです。

ブログは自分の自慢のためです(何度も読んでくださっている方がいらっしゃる)!ご迷惑でなければしばらくリンクさせてくださいませ。

今後ともよろしくお願いします。ホリコン

先生、こんちわ。

本の売れ行きがいいみたいですね。やはり、私の勘ははずれていなかった。これはいい本だな~とか、この本は売れるでしょ、って思った本は必ず売れています。ところで、アマゾンさん、在庫を早く補充しないと売上を逃してしまうぜ。先生の売上と私の手数料売上に貢献してもらわないと困るんっすよ。

>このつたない本にアンダーラインを引いて、繰り返し読んでいただく!著者としてこれ以上に光栄なことがあるでしょうか!

私の読み方としては、最初はさらっと読むんですが、それで何も頭に残らない本があるんですよね。そういう本は、2回目を読んでも、やはりピンとくるところがない。先生の本の場合、最初目次を見て、全体をパラパラめくって、数ページ読んでいくと、こりゃいかん、徹底的に読まなきゃいかんとなるんですよね。1回全体を読んで、これはいいと思った本は2回目を読んでも、次々と新たな発見があるわけなんですよ。というわけで、先生の本を電卓をたたきながら、線を引っ張りながら、ボロボロにしています。「ホリコン論」として、1章ごとの要約をブログに載っけたいのですが、先生の営業妨害になりますからね~。私だけの秘密ということで。読者の皆さんには申しわけないけど、本を買ってね(゚▽゚*)。

>実は版元さんからこの企画を頼まれたときに、その要求の高さ(初級者ではなく、実務を交えた分かりやすい本)に、自分にはムリかと思いました。
 
さすがに版元さんも商売がわかっていらっしゃる。「わかりやすい原価計算」とか「図解原価計算」ってな本も多くありますが、結局、よくわからないんですよね。で、実務ではどうなってるのって、感じで。逆に、あまり難しい数式を使った原価計算の本では、数学から離れているととっつきにくいし。そこで、実務にそくしたわかりやすい本が、一番需要にマッチしていると思われます。

>なにしろ今まで原価計算の正式な勉強はしていません。10年前に生産性本部からビジネスキャリアの受験テキストの作成を頼まれたときに独学したのが最初でした。だから間違っていることも沢山あると思いますのでご容赦ください。また気がついた点は教えてくだされば幸いです。

やはり先生の本を推すところは、私からみて、新しい発想や発見、知見を与えてくれているところです。他の書物ではみたことないぞというところです。多読派は知識に飢えていますので、新しいこと大歓迎です。

先生には、これからも何でもありで、どんどん行って欲しいですね。ドラッカーさんも、「成果を出し続けろ」のようなことを言っていたと思います。

>ブログは自分の自慢のためです(何度も読んでくださっている方がいらっしゃる)!ご迷惑でなければしばらくリンクさせてくださいませ。

ご自由にしてくださいませ。

ちょっと、私の駄文が多くなりましたが、最近、原価計算本のヒット商品がなかったので、私の愚痴ということで。ご了承くださいませ。

コリンちゃんさん!
そこまで言っていただいたら、
もう~木に登って天まで行きそうです。(*´ェ`*)

こりんちゃんさんのようなプロの方に評価していてだいて本当に光栄です!
私は、著者の端くれですが、これからも私見を情報発信して少しでも読者の方のお役に立てればと思います。
本当に勇気をいただきました。ありがとうございます。

私は文章を書くのが好きなのですが、読書が下手で、左脳型というかどんなに難しい本でも飛ばし読みができず、最初の1行からずっと読んでしまって、断念することがあります。多読派の方のノウハウを少し勉強したいと思います。


今後ともよろしくお願い申し上げます。

もしよろしかったら、デビュー作「埋蔵金」も読んでいただけるとうれしいです。内容にばらつきというか荒さがありますが、個人的には埋蔵金で経営改善の考え方の半分以上を述べているつもりです。

先生! コメント、サンクスです。

『埋蔵金』も当然狙っておりますよ。相当評価が高いようですから。処女作は作者の全てを語るといいますから、楽しみですよ。私のキャッシュフローが改善次第、取り上げようと思っています。

それでは。

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