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2011年11月 3日 (木)

永野良佑『世界一わかりやすい ファイナンスの教科書』秀和システム

すべてのものごとは確率的である。確率的というのは、理論上は一定の頻度や割合で発生するという意味です。

ファイナンスでは、当初の想定からはずれることをリスクと定義する。

確率が分かっている場合、確率の応じた行動をする。

大きく儲けるためには、おカネに余裕がなくてはならない。

ファイナンスの世界でいう期待というのは、想定されるという意味です。

数が多ければ多いほど理論・計算と現実は近付いていく、というのが大数の法則なのです。

WACC自体あまり科学的ではないと思っていますし、また、CAPMについても、理屈は分かるものの、しょせん過去のデータを基にしたものでしかなく、かつ、過去のデータにしても過去何年を参考にするかによって値が異なりますからあまりアテにはしていません。

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