上田惇生監修『実践するドラッカー〔行動編〕』ダイヤモンド社
意思決定は特別の扱いを受けるに値する。
意思決定は意見からスタートせよ。しかし、意見は未検証の仮説にすぎず、したがって現実に検証されなければならない。
理想の未来に向かってとるべき行動
- 理想の未来を実際に描くこと。いつまでに何をするのか、という長期目標です。
- 一歩踏み出すこと。
- 行動を検証すること。計画の達成度は三割できれば上々。
正しい意思決定を行う3つのステップ
Ⅰ 「共通の理解」を得るためのもの
- 一般的な問題と例外的な問題に分類する
- 正しい問いをもって、問題の根本を明確にする
- 目的を明らかにして、意見の土台をつくる
Ⅱ 「対立する意見」を誘い出す環境をつくるため
- 関係者を巻き込む
- 複数の選択肢を得る
Ⅲ 競合する選択肢の中から一つ選ぶ
- 最善の解決策を選ぶ
- 定期的にフィードバックを行い、成果を確認する
ミス・エルザのワークブック
- 毎月一冊、ノートを用意する
- 作文、算数、習字など、学ぶべきこと一つひとつについて、それぞれページを割り当てる
- 週始めに、各項目について、具体的にやるべきことを書く
- 週末に、実際に何をどのように行ったか結果を振り返り、記入する
- 次週のやるべきことを具体的に書く
一つは、人は、何によって人に知られたいかを自問しなければならないということである。二つめは、その問いに対する答えは、歳をとるにつれて変わっていかなければならないということである。成長に伴って、変わっていかなければならないのである。三つめは、本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えることであるということである。
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