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2011年12月17日 (土)

使用総資本事業利益率

使用総資本に対応する利益は営業活動による利益と金融活動による収益の合計(事業利益)である。

通例、使用総資本は本来の営業活動のための資産(経営資本ともいう)と余剰資金の運用による金融活動のための資産に振り分けられる。遊休資産や建設段階の固定資産などは未使用資産として扱われるが、結局、企業は各種の資産への投資に対してリターンを獲得しなければならない。よって、使用総資本は、貸借対照表上の負債と純資産を加算した総資本のことを指す。

使用総資本事業利益率(ROA)=事業利益/使用総資本(期中平均)

事業利益は、連結財務諸表を用いる場合、次のように算定される。

事業利益=営業利益+金融収益=営業利益+受取利息・有価証券利息+受取配当金+持分法による投資損益

ROAの分子に経常利益を活用するケースもあるが、経常利益は資本構成の違いに影響を受けやすい。たとえば、有利子負債が大きい企業では経常利益(金利控除後利益)は小さくなる。資本構成の影響を考慮せずに使用総資本に対する利益創出度を測る場合、経営資本によるリターン(営業利益)と金融資産によるリターン(金融収益)を加えた事業利益の利用の方が論理的である。

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