唐土新市郎『<実例>小売・サービス業の売上げ向上策』㈱ジャパン・プレジデンツ・ネットワーク
業績がダウンしたときは、「小さな目標」を達成し、とにかく自信をつける。
自信をつけるには、お店の主力の「1アイテム」を全面に出すこと。
「お客様アンケート」・・・「叱ってください」の欄をつくる。
社長に百回言われるよりも、お客様に一回言われたほうが効く。
具体的な数字を書くと、お客様は安心する。
私のコンサルティングのスタンスは、一発売上を狙わないことだ。コンスタントにヒットを打ち続ける、業績が上がり続けるということが目的なのだ。
お客様を気持ちよくするためには、販売の後が肝心なのは言うまでもない。
小売店であれば、一番大事なことは店頭での仕掛けだ。店頭の仕掛けでまずやらないといけないのは、とにかく「目立つ」こと。いったい、何屋さんなのかわからない店が多すぎる。
生活環境の変化がお客様の変われる商品の変化にもつながっていく。
ツイてないときのリニューアルは失敗する、これは店舗改装の原則である。
売上高=商圏人口×マーケットサイズ×シェア
- マーケットサイズとは、取扱品目の一人当たり消費支出高である。つまり、取扱品目が多くなればなるほど、この額は増えることになる。
- シェアというのはお客様支持率である。市場占有率ともいう。
圧縮付加法・・・現状の店舗在庫をそっくりそのままギュッと圧縮し、空いた売場スペースに新しい商品を加える手法である。
繁盛しているお店や会社には学べる要素がかならずある。
業績が下がったら、三つのフィルターでチェックせよ
- お客様
- 商品
- ライバル
他業態のノウハウを自社にとり入れる。
お客様の不安や不満を解消すれば業績が上がる。
タウンページは集客のネタになる。
売上高を考えるための6つの公式
- 客数×客単価
- 入店客数×買上率×買上点数×1点当たり単価
- 坪数×1坪当たり売上高
- 在庫金額×回転率
- 社員数×社員1人当たり売上高
- マーケットサイズ×商圏人口×シェア
« 戦略立案のプロセス(一般論) | トップページ | 本日の映画 »
「マーケティング」カテゴリの記事
- 橋本和恵『誰でもアッという間に不思議なくらい商品が売れる販売員の法則』大和書房(2022.05.29)
- ハリー・ベックウィス『「買いたい心」に火をつけろ!』ダイヤモンド社(2022.03.29)
- 丹羽英之『1万人が実践している 売れる店長の全技術』かんき出版(2022.02.09)
- 佐藤元相『1回きりのお客様がリピート客に変わる! お客を呼ぶ!スゴい仕掛け』(2021.12.14)
- 福永雅文『世界一わかりやすいランチェスター戦略の授業』かんき出版(2021.12.07)
コメント