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2012年1月16日 (月)

ジェイ・B・バーニー『企業戦略論 上 基本編』ダイヤモンド社

戦略価値の持続可能性の源泉を企業内部の資源に求めるという点で、このRBVは企業の戦略理論に新たな地平を切り開いたと言えるであろう。

厳格な研究メソッドに基づく学術研究のほとんどは、現実の経営者には無縁なもの、というのも事実である。

優れた理論ほど実践的なものはない。

企業戦略論の研究とは、生来的に「学際的」性質を帯びている。

ポーターは産業組織論の概念を企業の競争環境における機会と脅威の分析に適用した。

戦略とは、いかに競争に成功するか、ということに関して一企業が持つ理論。

ROICがその企業のWACCよりも大きかった場合、その企業は期待収益率を上回る投下資本利益率をあげていることになる。

MVAを計算するうえでの大きな問題点は、どのようにしてその企業における「設立以来の投資額」を決定するかである。

業界の魅力度とは、その業界の脅威と機会の程度によって決定される。非常に魅力的な業界とは、大きな機会がある一方、脅威はごく限られている業界のことであり、まったく魅力的でない業界とは、著しい脅威が存在し、機会も非常に限られている業界である。

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