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2012年1月 5日 (木)

榎本博明『「上から目線」の構造』日経プレミアシリーズ

「上から」を拒絶する人は、父性的な働きかけを拒否しているのではないか。

目上の人間から注意を受けたり、アドバイスを受けたりしたときに、「上からですね」と非難がましい反応をする若者は、自信のなさゆえに、攻撃的な反応に出るのであろう。もしほんとうに自信があれば、人の意見に素直に耳を傾ける心の余裕があるはずである。

何らかの能力が劣るのもひとつの個性であり、その子の人間的価値には何の関係もないので、バカにしてはいけない。そうしたことを体得させるのが大切なはずだ。

「プライドが高いから扱いに注意しなければならない」と言われる人は、自尊心の高い人というよりも、うぬぼれの強い人なのだ。

自慢話をしたり、偉そうな態度をとったりする人間は、じつは小人物である。

他者の視点を取り入れるというのは、非常に重要なことだ。

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