草柳大蔵『礼儀覚え書』グラフ社
礼儀なんて、そんなにむずかしいものではなく、「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」が日常的に言えることではないでしょうか。
マナーには、「過不足のない動作」をするための知恵がこめられています。
靴の間を五センチ、あけてごらん。たいへん穿きやすいものだ。
「五分前」とは旧帝国海軍が使った規律法である。
江戸しぐさ(仕草)・・・肩ひき。傘かしげ。
作法は効率のためにある。
本を読んだり、モノを考えたりする人の目は澄んでいる。ある種の光を湛えている。人生の一点を、ひたと見つめてきた目、というものがある。
自分が富んで、才芸があり、学問がある場合に、先方が貧しければ富をはずすがよい。無芸ならば芸をはずすがよい。無学ならば学をはずすがよい。これが尊徳の説く「将棋の道」である。
人前をとおるとき、すこし腰をかがめ、手を心持ち前に出すという微妙な仕草をしなくなった。
SERVICEの最初のSはスマイルのSなんだ。サービスはスマイルからはじまるんだよ。
言ってはいけないこと
- 過去を語るなかれ。
- 家族のことを問うなかれ。
- 他人から問われないかぎり、家族の〝栄光〟を話題にするな。
「合理的なものは美しい」、この原則はおそろしいくらい真実です。
ゴルフの発祥地であるイギリスには「そこに一人でもゴルフをしない人がいたら、ゴルフの話はしない」ことがカントリー・クラブの鉄則。
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