河口裕治『実践コンサルティング教室 成功のための36講』ビジネス社
もっとも何でも平気で公表するのは昔からの弊社の癖で、空っぽに出し切ってしまうと、また工夫してノウハウを作るが、隠してしまうと、工夫の必要がなくなってしまって、ノウハウの進歩が止まってしまうような気がするからである。
相談者があなたに期待しているのは、答えについての確信とその実現のための手段、手順についてのアドバイスであることが多い。
相手の納得していないことをやってもらって、成功した例はほとんど皆無。
より楽に、正確に、早く、安全にを縮めて、〝楽正早安〟といい、昔から能率の四原則。
「つき」ということは経営にとって大事な要素。
コンサルティングの職分は先方のやりたいことを手伝うこと、先方の納得しないことはやらないこと。
話は内容が少なければ少ないほどよりよいというのが筆者の経験則である。
一度、情報を売ったら、それと同じ情報はそれを売った先に二度と売れないのである。
業績の良い今が、企業内教育訓練の好機。お
経営にはツキがある。・・・・・・彼をツキ人間に変える必要がある。それは案外簡単なことで、彼に小さな成功をさせればよい。
結論と「結果を得るためのあるべき施策」。ここまでは巻頭にもってくる。
報告会というのは報告をする場ではなく、先方を強く前へ一歩踏みださせるための指導の一環なのである。
先方ニーズを絶えず確認し続けること。
約束を守ること、人の悪口を言わないことのみ徹底して仕込んでいただきたい。このことだけをひたすら言い続けると、なぜか素晴らしい結果が得られるのは不思議なことである。
人の言うことはどんなことでも価値あるものとして一度は受け入れることが何よりも成長の糧である。
圧縮付加法というのは、従来の営業をそのまま80%に圧縮して、20%分新しい商売をやろうという企てである。
保守七革新三の原理・・・・・店舗は30%以上の革新性を急に持つと自店の存立の基盤である客を失ってしまう。
「死線」越えるような努力をしなければコンサルタントになれない。
クライアントを好きになってから仕事を始める。
クライアントのよいところを10項目書き出してみる。
世界中のグルメといわれる食事は共通して歯がいらないほど軟らかい食事だそうである。
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