荒木東一郎『実践経営学 続能率一代記』同文館
オムロンは会社の発祥の地、小室から名前をとったものである。
一生懸命考えれば人種が違っても考えることは同じであり、いかに人より先にやるかが勝負の境目となる。
企業合理化の三大難関は組織・職場配置・人間関係。
リンカーンは七の仕事しかできないものに十の仕事を与えて、その場で足りない三をよく見守って訓育するのが人の訓育のやり方であるといっている。
〝働け働け〟ばかりで人海戦術や深夜作業させたりしてそういうことが日本の特徴というのではうまくいかない。
白人の子供が牧師と握手していた。その子供は握手がすむと、手のひらをかえして自分の手のひらをみているのである。それは、黒人の色がうつらなかったかを調べているのであった。これが白人の一般的な気持ちであり人間の本性なのである。
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