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2012年5月12日 (土)

一倉定『一倉定の経営心得』日本経営合理化協会出版局

直接目に見えないお客様こそ、会社の本当の支配者である。

お客様が望むのは、全ての品が揃っていることではなく、自分の買いたい品が豊富に揃っていることである。

理想的な経営構造は、「工場を持たないメーカー」である。

電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。

馬車で長旅をする時、目的地に予定通りにつくためには、「なぜ遅れたか」を考えても意味はない。遅れをどう取り戻すか、だけを考えればいい。

優れた社長は常に「うちの社員はよくやってくれる」と人に語り、能力のない社長ほど、自社の社員の無能ぶりを他人にこぼす。

昔、使用人がたくさんいた大問屋の主人でも、戸締まりと火の始末だけは、主人自らやったという。

小売店に払うマージンは「売場借用料」であり、問屋に払うマージンは「販売網使用料」である。

最大の得意先でも、売上の30%以上を依存しないこと。

営業日報は、外部情報に限定せよ。

支払手形のみが会社がつぶす危険のある唯一の資金調達法である。支払手形には金利がちゃんとついているのだ。それは、買入価格の中に含まれているくらいのことが、どうして分からないのだろうか。

新商品は、「それを誰が買うか」と一番先に考えよ。

社員の第二の人生まで心をくばる社長は「名社長」である。

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