固定費と変動費の組合せによる企業の損益構造
1.固定費大、変動費大
最も利益が出にくい費用構造であり、固定費、変動費の削減が必要です。
2.固定費大、変動費小
製造業で自社生産している(大規模な工場を保有)ケースやサービス業に多く、労働集約型で人件費が固定化している産業が該当します。拡大生産に強く、減産に弱い。損益分岐点を越えると利益が驚くほど出ます。
3.固定費小、変動費大
生産を外部に委託している製造業や、限界利益率の高くない商社などで、売上高が減少しても利益はそれほど減少しない。
4.固定費小、変動費小
理想的なパターンです。インターネット関連業種などで、利益が出やすく、不況への抵抗力も強い。
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