須田一幸他『会計操作』ダイヤモンド社
一般に認められた会計基準に反する手続きにより利益を計上し、それが違法行為になったとき、その会計行為を通常、粉飾決算と呼ぶ。
攻撃的利益調整を他の利益調整と区別し会計操作と呼ぶ。
会計利益は、営業CFと会計発生高(accruals)に分解され、会計発生高はさらに裁量的発生高と非裁量的発生高に区分される。
会計発生高はキャッシュフローの伴わない収益と費用で構成される。
会計発生高は営業活動によるCFと会計利益の差額に他ならない。
会計発生高=税引後経常利益-営業活動によるCF
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