宮永博史『顧客創造 実践講座』ファーストプレス
われわれは自社の製品やサービスを中心に考えるように飼い慣らされている。
思い入れと思い込みを混同してはならない。
ビジネスでは、想定外の顧客が、想定外の使い方をして、成功するケースが意外と多い。
技術者はスペックを追求し、消費者はベネフィットを求める。
ビジネスとして成功する条件に必ずしも新技術は必要ではない。
科学者は頭がよいと同時に、頭が悪くなくてはならない。
本当に使えるSWOT分析は、次のような手順で行う。
- 顧客を特定し、その顧客のボトルネックを発見する
- 顧客のボトルネックを解決できる自社の強みを見出す
- 顧客のボトルネックを解決するうえで必要だが、自社にないものがあれば、それを弱みとしてリストアップし、弱みを克服する方法を考える
顧客から見て企業が競合と比べてどう違うかを明らかにすることが「ポジショニング」
MECEを活用するには次の2つのが重要となる。
- 枠を狭めないで、広い視野を持つ
- 「無意味なセグメントは最初から除く」という見識を持つ
補完財、補完的生産者
利益への貢献率でいえば、固定費や変動費の削減よりも、製品価格を上げることのほうが効果は大きい。
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