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2013年4月 6日 (土)

田中満『会社を絶対つぶさない61の経営管理法』幻冬舎ルネッサンス

比較には、三つあって、私は、これを「比較三原則」とよんでいる。

  1. 今期と前期とを比較する期間(時系列)比較
  2. AとBとどちらが良いかという相互比較
  3. 業界平均とどうか、地域企業と比較してどうかという平均(標準)比較

下請けで成功できない企業が、自社製品で成功できるとは、とても思えない。

金融機関の女子事務員が何億円を横領したなどという事件は、中国では絶対に起こらない。

企業の利益の源泉

  1. つくって儲ける
  2. 売って儲ける
  3. 物流で儲ける
  4. ファイナンス(財務)で儲ける
  5. 情報で儲ける
  6. 遊びで儲ける

ユダヤの商法は「口と女をねらえ」とアドバイスしてくれている。

決算書の数字は、売上げ、仕入れ、経費のように加算していくものと、現金、売掛金、借入金のように上がったり、下がったりする数字の二つがある。

倒産分岐点・・・月商の六倍、つまり月の売上高の六倍を超える借入金は危険の分岐点である。

学歴も門閥もない若い経営者が成功するのは、自分よりも優れた人を使いこなすことができたからである。

「一ダースなら安くなる」という米国映画があった。能率技師、ギルブレスの娘さんの著作の映画化であった。

労働者として一人前でなかった者が、経営者として成功することは奇跡に近い。

中国、韓国・朝鮮が日本と仲良くできない理由は相手よりも内部に原因があるからである。

ファイヨールの偉いところは、学者ではなく、経営者として実践の中から自説を確立したことである。

旧日本軍が強かったのは、「負ける」「逃げる」ことは言葉にさえできなかったことにある。それが強い日本軍をつくったと同時に、それが最大の欠点でもあった。

日本は勝つことは教えても負ける研究はしなかった。

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