瀬名秀明『科学の栞』朝日新書
ボート競技の武田大作選手はオールが水に入ってゆくときを「包丁で豆腐を切るように」と表現する。
水を乱してはいけない、水がオールと「くっついた」瞬間に力を入れる。約7分間のレースで238回漕ぐとしたら、その軌跡には包丁を238本入れた跡が残るが、豆腐はまったく崩れていない、
それがボート競技だと説明する。
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