自由国民・事典版『中国の古典名著総解説』自由国民社
大義のためには、親子の情をも殺すこと。
大きなことを行なうときは、些細なことを考えてはいられない、もしくは考えるべきではない。
素質のない人が、英雄豪傑に学ぶと、ちょっとみっともないことになる。
口に出す言葉は蜜のように甘いが、腹の中は剣のように恐ろしい。
人の上に立つ者は、その職にふさわしい人材を登用すべきである。だから人選は慎重に行なわなければならぬ。
君子は誰も見てない所での行動を慎む。
朝目覚めたら、まず「怠けてはいないか」と自戒することだ。
貧しい家でもよく掃除してあり、貧しい女でも身だしなみをよくしていれば、どことなく風雅な品があるものだ。
明の『四大奇書』(金瓶梅・三国志演義・水滸伝・西遊記)
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