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2013年10月30日 (水)

前田朗『ヘイト・クライム―憎悪犯罪が日本を壊す―』三一書房

人種と民族は相対的に区別されて用いられてきた。日本民族と朝鮮民族という呼称が用いられてきたように、朝鮮人差別は民族差別である。「朝鮮人差別は人種差別ではない」と考える人もいないわけではない。しかし、人種差別撤廃条約の人種差別の定義には民族差別も含まれる。

ミサイル打ち上げは国際法に違反していない。

時間を持て余し、社会にアクセスできない人たちが匿名のインターネットでつながり、罵声を浴びせて一体感を確認した後、何事もなかったかのように日常に戻る。被害妄想をふくらませ、敵とみなした相手に英雄気分で攻撃を仕掛けては達成感を得る。あまりにも幼い。

彼らは、朝鮮や韓国や在日がなくなったら、間違いなく生きる意味を見失うだろう。

彼らは、終生私にストーカー行為を続けるだろう。しかし、彼らの人生には、光もまたありはしないのだ。

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