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2013年11月12日 (火)

田島正樹『哲学史のよみ方』ちくま新書

哲学は、人を説得するより自分で真理を究める学問だぜ。

神は永遠に永遠であって、時間と交わらない。

全知という観念は神から来たんじゃなくて、むしろ知識という観念自体に由来する。

今まで本当に悟りをひらいたことが確かな人は、ブッダお一人らしい。

ヘーゲル型の哲学史の、あの無理矢理でっち上げられた筋書。

ドイツ観念論の哲学や、その日本的改訂版である西田哲学は、農村共同体と近代的個人とを神秘的に止揚した国家主義的目標を禁欲的苦行の対象として示すことによって、学生たちに一定の心の平安を与えたのである。

敗戦を経験した国に実存主義がはやったのに、戦勝国には、あまりはやらなかった。

ヘーゲルにとっては、フランス革命後のナポレオン戦争において、名もない市民たちが、信仰の力によらずにみずからの死をかけて闘う姿が、強烈なインパクトを与えていたのである。

キリスト教的伝統の中で、神はその本質が知られない「隠れた神」として信仰の対象になるものであった。これは理性による理解や位置づけをはるかに超えた他者としての神である。

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