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2013年11月12日 (火)

石田英一郎他『日本民族の起源』平凡社

民族の起源などといっても、さかのぼればキリのないことで、最後は人類の起源ということになってしまう。もともと民族起源論が学会に問題となったのは、十九世紀のナショナリズムの勃興期の所産。

高天原神話の主神はタカミムスビと考えざるをえなくなる。

アマテラス神話は天皇種族が朝鮮半島を経て日本列島に進入して来た以前にすでに日本島に住み、主として農業社会を形成していた民族の神話であったろうとおもうのです。

弥生式文化は農耕的な文化であるということは、これは確か。

朝鮮でも南朝鮮と北朝鮮とでは、種族的に見て種々の異同があるようです。

皇室の種族的系統につき、また皇室の本来の神話的主神はタカミムスビノカミで、アマテラスオオミカミではないと思う。

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