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2014年1月22日 (水)

田中美知太郎『自分のこと 世界のこと』文藝春秋

ヘーゲルは哲学史の勉強が、そのまま哲学の勉強だと言って、両者を一つに考えようとしたが、初期のギリシア哲学者たちは、哲学史なしに哲学したのである。ギリシア人は非歴史的であることによって、かえって偉大な生産者になったと、ニイチェは主張している。

教師がよい影響力をもつには一定の距離が必要であって、近すぎても遠すぎても駄目。

和して同ぜず。

人生には選ぶことのできないものがあることを知っていなければならない。

西洋において教養と呼ばれるのは、何よりもまず古典を学ぶことなのである。わが国においても人間の形成は、やはり東洋の古典を学ぶことによって行なわれてきたのである。

ヘーゲル流の絶対知の哲学。

国籍や境遇を異にしても、なお共通の読みものとなり、われわれの精神的対話、相互理解、あるいは話し合いや討論においても、共通の予想となり得るが如きもの、それが古典なのである。

精神の歴史を形成して来たような偉大な人の書物を読むことです。

アカデミズムの本領としては、やはり原理的な問題だけを取り扱い、新奇な流行を追うよりは、どの世代の人たちにも共通の話題となるべき古典の知識を、できるだけ原型に基づいて、忠実正確に伝えることを主とすべきであろう。

教育の仕事は、このような目覚めを用意すること。

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