上野千鶴子『女たちのサバイバル作戦』文春文庫
ネオリベことネオリベラリズム、新自由主義と訳されます。市場原理主義と呼ばれることもあります。市場による自由競争がもっとも効率のより資源の交換と分配を達成すると見なして、その競争を制約しそうな規制を次々に緩和しようとする立場のことです。
今の皇室典範は明治政府の作品で、それまでの皇室の伝統を父系単系主義にゆがめたものであることは、さまざまな研究からあきらかになっています。なぜって明治以前には、古代も、江戸時代にだって、女帝がいたことはわかっていますもの。
マルクスのまちがい。
ふしぎなことに東アジア儒教圏の各国のなかでは、女児選好は日本だけ。韓国も中国も男児大好きです。中国に至っては、「ひとりっ子政策」のおかげで、性別産み分けが行われているのではないか、と疑われるような数字があります。
« 原尻淳一『アイデアハック!2.0』東洋経済新報社 | トップページ | ジョナサン・L・S・バーンズ『「赤字」の海と「利益」の小島 事業の4割は不採算なのに改善しないワケ』日本経済新聞出版社 »
「読書論」カテゴリの記事
- 物江潤『デマ・陰謀論・カルト スマホ教という宗教』新潮新書(2023.09.06)
- 加地伸行『マスコミ偽善者列伝 建て前を言いつのる人々』飛鳥新社(2023.02.01)
- 久恒啓一編『平成時代の366名言集~歴史に残したい人生が豊かになる一日一言~』日本地域社会研究所(2022.12.02)
- ポール・ジョンソン『インテレクチュアルズ』共同通信社(2022.12.02)
- 猪瀬直樹『言葉の力「作家の視点」で国をつくる』中公新書ラクレ(2022.11.29)
« 原尻淳一『アイデアハック!2.0』東洋経済新報社 | トップページ | ジョナサン・L・S・バーンズ『「赤字」の海と「利益」の小島 事業の4割は不採算なのに改善しないワケ』日本経済新聞出版社 »
コメント